41話 不安な思いは凶器に変わる
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【1件目】
「えっ!?
このお酒此処に置いてないんですか!?∪」
「あぁ、悪いねお嬢ちゃん
この種類の物は、此処には置いてないんだよ∪」
「そうですか…ありがとうございました!」
【2件目】
「此処にもこのお酒置いてないんですか!?∪」
「折角来てくれたのにすまないね
他を当たってくれるかい?」
「そ、そうですか∪」
【3件目】
「こ、此処にも…無いんですか…∪」
「ゴメンなさいねぇ
さっきまであったんだけど売り切れちゃって」
「はぁ〜…いえ…良いんです∪」
数件お店を回ったが八戒の買い物リストに書かれているお酒や材料をあまり買う事が出来ず、途方に暮れていた私は大きく溜め息をついて広場にあったベンチに腰を降ろした。
浄「なかなか見つからねぇもんだな」
「はぁ〜…これってどうしても必要なもんなんですか?∪
此処に書いてる物が全部揃わなくても良いような気がするんですけど…?」
浄「いや、でも…八戒はこれが無いとどーしても駄目だって言うから∪」
「そんな事言っても、どのお店行っても全然売って無いじゃないですか」
たかがお酒ぐらいでどんだけこだわってるんだろ∪
お酒が飲めるんなら何だって良い筈なのに…
「取りあえず悟浄さん、お店を片っ端から探しますよ!
早く見つけて宿に帰らないといけないんですから!」
私達はお酒が豊富に置いてある場所が無いかを町の人達に聞いて回った。
地元の人達ならそう言う情報は詳しいだろうし、例え全部買う事が出来なくても八戒さんなら許してくれるだろうと思っていた。
【4件目】
「すみません!
此処にビンテージ物のワインってありますか!?」
「いらっしゃい
あぁ、置いてるよ」
「本当ですか!?v」
三度目の正直とはいかなかったけど、4件目にしてやっと買い物リストに書いてあったお酒を見つける事ができた。
「悟浄さん!
やっと見つけましたよ!」
私は店主にお金を払い商品を受け取ると、急いで悟浄さんの元へ駆け付けた。
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