41話 不安な思いは凶器に変わる
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宿を出た私は軽い足取りで昨日悟空と一緒に回った市場へと向かった。
そこではいろんな出店や雑貨屋さん等が立ち並んでおり、昨日悟空と一緒にいる時にいくつか可愛いお店を見つけていた。
どんなのをプレゼントしたら喜んでくれるかな?
首飾り?
帽子とか?
あ、洋服とかでも喜んでくれるかな?♪
何を買おうか色々考え、「あれも良いな、これも似合いそうだな」などと独り言いながらお店を見て回っていた。
あれこれ見ているうちに時間だけはあっという間に過ぎていき、いくつか##NAME2##に似合いそうな帽子と首飾りを購入すると、「そろそろ時間かな?」と思った私は身につけていた時計で時間を確認した。
「12時前か…今から戻れば丁度いいかな」
私は買い物した袋を片手にそろそろ宿に戻ろうとした。
するとその時だった。
浄「ミサ」
「…ん?…あ、悟浄さんこんな処でどうしたんですか?」
突然名前を呼ばれたので私は後ろを振り向くと、そこには宿で留守番をしている筈の悟浄さんの姿があった。
浄「あ、あのよ…実は八戒から買い出しの追加を頼まれてさ。
これをミサちゃんと買って来てくれって言われたんだ」
「何を買えば良いんですか?」
浄「一応メモは預かって来たぜ」
悟浄さんは胸のポケットから八戒さんに渡されたメモを取り出すとそれを私に渡した。
そこにはずらっと買ってくる内容の物が書かれており、殆どがお酒の種類だった。
「これお酒ばかりじゃないですか∪」
浄「ま、まぁな!
ほらアダルトチームは酒を結構飲むからさ!
それに八戒は俺達以上に酒豪だろ?
ストック分じゃ足りねぇからさ!」
「あ〜確かにそうですよね!
八戒さんああ見えて結構酒豪ですもん
頼まれたんなら仕方ないですね
じゃあ悟浄さん一緒に買いにいきましょう!」
浄「っ!/////お、おぅ…/////」
私はニッコリと微笑むと悟浄さんの手を引いて目的のお店へと向かった。
まぁ、いつもなら自分から悟浄さんの手を繋いで歩くなんて事はしないのだが、今日は##NAME2##が来るから特別!
それにさっさと終わらせて宿に戻んないといけないしね!
リストに書かれている物を急いで買っちゃえば直に帰れるだろうと思っていた。
しかし、それは甘い考えだった。
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