41話 不安な思いは凶器に変わる
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空「なぁミサ、悟浄放ったらかして大丈夫なのか?」
「大丈夫、大丈夫♪
やっと悟浄さんから解放されたんだもん!
悟空には感謝だよv」
空「そっか!それなら良いけど。
…あ、これ八戒から渡されたメモ!」
さっきまでの地獄のような時間が嘘のように、今は悟空によって癒されている私はとても穏やかな気持ちだった。
悟空からメモを受け取り、八戒に渡された買い物リストを確認すると、近くの市場で揃いそうなものばかりだったので私達は目的の場所に足を進めた。
しかし私は気づいていなかった。
私達の背後に悟浄さんが居た事を…。
空「あ、これ美味そう!!
ミサこれ食べてみようぜ!」
「本当だ!」
空「ミサ!
あのお面って怒った時の三蔵みてぇ!」
「あはは!!
確かにそっくり!」
買い物をするついでに、私達は屋台で買い食いしたり、雑貨屋さんを見て回ったりして楽しい時間を過ごしていた。
時間も経っていき、買い物をすませた私達は皆の居る宿に戻る事となった。
荷物は全て悟空が持ってくれたので、特に疲れるような事はなく、八戒さんも「ありがとうございます」と笑顔で出迎えてくれた。
私、八戒さんの笑顔って凄く好きだなぁ〜♪
お母さんみたいなんだもんv
はぁ〜…こういう時間がずっと続けば良いのになぁ〜
浄「ミサおかえり〜v」
”ギュ!”
「Σヒャァっ!/////」
…数秒で終わりました∪
悟浄さんは私を見つけると直ぐに後ろから抱きついてき、それを見た八戒さんや悟空も呆れた表情を浮かべていた。
八「悟浄、ミサさんが嫌がっているじゃないですか。
いつもいつもいい加減にしてください
貴方がミサさんの事好きなのは分かってますが、ミサさんだってかなり迷惑してるんですよ?∪」
浄「るせぇなぁ〜
八戒が心配しなくても、十分分かってるっつーの
俺には俺のやり方があんだから口出すなよ」
…いや、絶対分かってないな
このゴキブリは…#
「あ、それよりも八戒さん、今日って何か手紙って届いてないですか?」
私は抱きついてくる悟浄を無視して、八戒に郵便物が届いてないかを確認した。
前までは親友のウサギである##NAME2##から手紙が来ていたのに、此処最近パッタリと来なくなってしまった。
##NAME2##にもなにか事情があるのだろうと、自分に言い聞かせ待ってはみたが、一向に届く気配はなく八戒さんにも来たら教えてくれとお願いをしていたが、そのような報告はなかった。
八「すみません
今日も手紙は何も来なかったですよ」
「……そっか」
ーーやっぱり今日も駄目か…。
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