39話 選ぶのは奴じゃない
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「ちょ、ちょっと紅孩児!/////
何するの、離して!!」
名無しは敵に抱きしめられている所を三蔵達に見つかったらヤバいと思い、両手で彼の胸元を押し返そうとした。
しかし、彼は妖怪であり男性なので、名無しの力ではビクともせず、余計に彼女を抱きしめる腕に力が入った。
紅「…名無し……お前は俺のものだーー。
三蔵達には渡したくない」
「…は?
貴方…一体何を言って……っ!」
”チュ…”
「ンっ……ん!」
紅孩児の言葉に意味が分からないといった疑問の表情を浮かべていると、いきなり視界いっぱいに紅孩児の顔と紅い髪が広がった。
気づいた時には彼の唇と自分の唇が重なっており、紅孩児は彼女の後頭部を手で固定して、口内に舌を侵入させようとしていた。
やっ…このままじゃ!
「ンっ…やぁ!////」
"ドンっ!"
名無しは思いっきり紅孩児の体を押し退けると、彼から距離を取る為に後ろへと少しずつ後退した。
紅「何故俺から逃げる
名無しは俺のものだろ」
「アンタさっきから何言ってんの!?
いきなり来たと思ったら…意味分かんない!」
紅「意味ならちゃんとある
初めて見たときから物にしたいと思ていた。
何度も何度も…。
いつか三蔵一行から経文と一緒に名無しを奪い取ってやるとーー。
だが俺も我慢の限界だ
経文も頂くが、その前に俺は名無しを手に入れたい」
名無しが後退する度に、それを応用に紅孩児も一歩、また一歩と近づいてきた。
彼の目を見た時、名無しはそれが本気だと察知すると、この場にいては危険だと判断し、彼に背を向けて一気に走って逃げた。
ヤバいよ!!
紅孩児のあの目…冗談で言っている目じゃなかった!!
真剣そのもので、あの場にいたら何されるか分からない!
三蔵達が戻ってくるまで何とかして逃げ切らないと!!
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