37話 月夜の烏
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…一度
烏に目をつけられたら…。
どんなに逃げても逃げられない…。
暗闇に紛れ込んでも
その眼をギラつかせ、ひたすら追いかけてくる
まるで獲物を弄ぶかのようにーー。
私もその烏に目をつけられた一人…。
自由を求めて
何度も…。
何度も…。
何度も逃げ出そうとしたが
光は私の元に届いては来なかった
アイツからは逃げられない
逃げる事は許されない
ずっと檻の中で
私は烏とともにーーー。
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