35話 手に入れたい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
”ピーンポーン”
”ガチャ”
金「なんだ名無しか」
「え!?そっちから呼び出しておいて『何だ』は無いでしょ!?∪」
三「玄関先で何を騒いでやがる?
………何だ名無しか」
「だから!呼び出したのはアンタ達双子でしょーが!#」
高級なマンションが建ち並ぶ都心部に、名無しの幼なじみである三蔵と金蝉は最上階に住んでいた。
名無しとは小さい時からの仲で、実家がお隣同時という事もあり、名無しは4歳上の二人の事を兄の様に慕っていた。
家族ぐるみの付き合いもあり、昔はよくキャンプに行ったりバーベキュウをしたりして親睦を深めていた。
目つきや口は悪いが、名無しに対して三蔵と金蝉はとても優しく、本当の妹の様に接していたが、それも年月を重ねるごとに二人はいつしか恋心を抱く様になっていた。
そして、三蔵達が20歳を向かえたとき二人は実家を離れ、都心部にある高層マンションに一緒に住むようになり、休みの日はちょくちょく名無しを部屋に招いていた。
今の関係が壊れる事を避けたかったため、ずっと彼女に対する気持ちを隠していた二人だったが、名無しが部屋に遊びに来る度に、その想いは増していくばかりだった。
そしてマンションに住み出して4年、今日が名無しの20歳の誕生日という日に、二人は大人になった彼女を祝う為に部屋へと呼び出した。
「ったく∪
『何だ』って言いたいのはこっちの方だよ∪
今日は一体どうしたの?」
いつもの様に慣れた足取りでリビングに向かうと、決まった場所のソファに座った。
名無しはいつもソファの真ん中に座り、その両サイドに三蔵と金蝉が座るというのがお決まりのスタイルだった。
三「あぁ、その事だがーー」
”ピリリリリ…ピリリリリ”
「あ、ごめん電話」
三蔵が話しをしようとしたそのとき、彼の言葉を遮る様にしてタイミング良く彼女の携帯が鳴ると、名無しはソファから立ち上がり、少し離れた所で電話に出た。
「もしもし##NAME2##?
どうしたの?」
三【何だ?…俺が話そうとした時に電話なんかかけてきやがって#】
「うん…うん…合コンかぁ♪
分かった!私で私でよければ」
金【っ!…合コンだと!?#】
三【そんな所に名無しは】
三・金【【ぜってぇ行かせねぇよ##】】
.
