3話 欲しいが為に
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゛ドサッ”
無理矢理部屋に連れてこられたと思いきや、いきなりベッドに押し倒された。
「っ!・・・・一体誰なの!?」
「プレゼント・・・・あまり気に入ってはくれなかったみたいだね」
「・・・!!プレゼントって・・・・もしかして貴方が・・・・」
「あぁ・・・俺の名無しちゃんに愛を込めて」
男はそういうと彼女の机の上にあったロウソクに火を灯した。
そして男の顔が火の明かりで見えた瞬間彼女は目を見開いて驚いた。
「・・・!!・・・な・・んで?・・・・悟・・・浄・・・・」
浄「ビックリした?・・・そうだよ・・・名無しちゃんを怖がらせていた一連の騒動の犯人は俺だよ」
小さな火の光に包まれて姿を現した悟浄の目は冷たくて今にも襲い掛かってきそうな勢いだった。
逃げたくても逃げられず彼女はベッドの上でカタカタと震えていた。
浄「初めて会った時に柄にもなく一目惚れしたんだ・・・初めは見てるだけでもよかったんだ・・・でも日に日に俺の欲情は強くなるばかりで、いつの日か名無しちゃんを俺のモノにしたいと思うようになっていた・・・・だから今夜、本当に俺だけのモノにしてやるよ」
悟浄はジリジリと彼女に近づいていった。
名無しはその場から逃げようと思っていたのだが恐怖のあまり身体が動かず逃げることすら出来なかった。
ヤダ・・・コワイ・・・タスケテ!
サンゾウ!!!!
浄「こんなときに思う人は三蔵様ってか?・・・・だったら俺がそんなヤツの事忘れさせてやるよ」
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