3話 欲しいが為に
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三蔵の温もりを感じつつ名無しは少しずつ落ち着きはじめた、このままでは彼女の精神も不安定になると思った三蔵は今夜は自分のベッドで寝かせようとしていた。
三「名無し、今夜は此処で寝ろ」
そして三蔵が気遣うようにして立たせようとしたとき
「「・・・ッ!!」」
突然寺院内の全ての電気が消えてしまった。
三蔵は部屋の隅にあったスイッチをカチカチと動かしたが電機は付く様子を見せなかった。
三「チッ!・・・・こんなときに」
三蔵は仕方なく書斎の上にあったロウソクに火をつけようとしたその時。
゛ガンッ!!”
三「グゥッ!!」
突然三蔵は何者かに後頭部を鈍器で殴られてしまい、その場に倒れこんでしまった。
「っ!?三蔵!!・・・どうしたの!?なにが・・」
三「名無し・・・・・逃げ・・・ろ」
三蔵は薄れ行く意識の中力を振り絞って彼女に逃げるように言った。
そして三蔵は意識を手放した。
「三蔵!!どうしたの!?・・・・っ!!」
暗い中、手探りをしながら名無しは三蔵の元に駆け寄ろうとしたが、彼女の腕を突然誰かが掴んだ。
「やっ!!はなして!・・・・ングッ!」
口元を押さえつけられ離す事が出来なくなり、ソイツは三蔵の部屋から彼女を連れ出して名無しの部屋に向かっていった。
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