31話 悪魔の見せた本性
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「あ、ごめんね突然。
つい声をかけたくなっちゃってね。
それに俺もこの色好きなんだ」
「え、…そうなんですね」
「そういや名乗ってなかったね。
俺は悟浄。君は?」
「あ…えっとミサです」
「ミサちゃんね♪
宜しく!
ミサちゃん今朝俺と会ったよね?」
「知ってたんですか!?」
「まぁね♪
スゲー急いでたから、声かける事もできなかったし。
でも偶然ってあるんだね?
こんな広い町中でミサちゃんに会えるなんて」
「悟浄さんって、あの屋敷に住んでたんですか?
私、ずっと廃墟だとばかり思っていたから」
「答えても良いけど此処お店だし、立ち話も何だから何処かでお茶でもしない?
あ、それとドレスは絶対こっちのマーメイドね♪」
悟浄に選んでもらったドレスを買って、ミサ達は近くの喫茶店に入った。
昼過ぎてた事もあって店内に客はおらず、2人の貸し切り状態になっていた。
店の雰囲気もとても落ち着いていて、和やかなクラシックが更に店の雰囲気を良くしていた。
「で、さっきの質問なんですけど」
「あ~、あの屋敷の事?
そ、最近引っ越してきたんだ。
でもまだちゃんと手入れをしていないから、見た感じは廃墟に近いんだけど、中の方はある程度綺麗にはしてるんだぜ?」
「悟浄さんは何処から引っ越してきたんですか?」
「ん~?…魔界から」
「…え?」
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