3話 欲しいが為に
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その夜名無しは自分を落ち着かせるために早めにお風呂入り、直ぐに自分の部屋へと戻った。
そしてベッドに腰をかけると机の上に可愛くラッピングされた箱を見つけた。
「・・・・ッ!!また?・・・・一体誰なの!?」
彼女はオソルオソル箱をあけて悲鳴をあげた。
「イヤァァァァァアアアア!!!」
突然の悲鳴にビックリした三蔵は急いで名無しの部屋に駆けつけた。
三「どうした!名無し!!」
部屋の隅にはカタカタと震えてうずくまって名無しがいて、三蔵はすぐさま抱きしめた。
「さっ・・・・三蔵!」
三「落ち着け・・・何があった」
「お風呂から上がって部屋に戻ってきたらまた箱が置いてあって・・・・中を確かめたら・・・・」
三蔵は指を指すほうを確かめ彼女の言っていた箱の中身を確かめて驚いた。
その中には使用済みのコンドームが何個も入っており一緒に手紙まで入っていた。
『愛する名無しへ
何時でも、どこでも、どんな時でも君の事を見てる。
愛する名無しに取って置きのプレゼントを上げるよ』
その手紙を見た三蔵はキレて箱と手紙を窓の外に投げ捨てた。
三「ふざけやがって!!!」
それから三蔵は彼女と共に自室に戻り、落ち着かせるために珈琲を入れた。
「・・・・・もう・・・やだよ・・・ヒクッ!・・・怖いよ・・・ヒクッ」
名無しは珈琲カップを両手で握り閉めポロポロと大量に涙を流し始めた。
三蔵は自分が何もしてやれないもどかしさにイライラし始めた。
三「犯人を必ず捕まえてやる」
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