31話 悪魔の見せた本性
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始業式だったため、午前中で学校が終わったミサは帰る準備をしていると、真里亞が声をかけてきた。
「あ、ミサ!」
「ん?なぁに?」
「今日暇?今から遊びにでも行かない?
皆でカラオケでも行こうって話してたんだよね♪」
「ごめ~ん!私ちょっと用件があって行けないや∪」
「そっかぁ~∪
じゃあ、また今度行こうね♪」
「うん!じゃあねv」
真里亞と別れてミサは学校を出ると、その足で都心部のショッピンク街へと向かって行った。
友人とのカラオケにも行ってよかったのだが、今日は彼女自身そんな気分じゃなかったし、近々親戚の結婚式があるという事でその日に着ていく様のドレスを買う予定にしていた。
どんなドレスにししよっかな~
色的にはワインレッドみたいな大人っぽいのに挑戦してみよっかな♪
ミサは一件のお店に入るとドレスを探し始めると、ワインレッドのドレスがあったので、それを持って制服の上から鏡越しにドレスを当ててみた。
「あ、これなかなか可愛いかも」
「確かに似合ってるけど、おねぇさんならこっちのマーメイドラインのドレスも良いかもよ?」
「……え?」
突然背後から別のドレスを差出され、驚いたミサが鏡越しで声の主を確認すると、そこには深紅の長い髪に左頬に二本の傷がある長身の男が立っていた。
…あ、……この人今朝の…!
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