28話 俺と僕の想い人
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「…っ…」
昔から……
昔っていつ?
そんな前?
5年ぐらい?
私…この人に会ってたの?
神様の言葉でりんねは昔の記憶を辿っていったが、なかなか思い出す事が出来ず表情を曇らせるばかりだった。
神「覚えてすらいないんだね
……ねぇ、おもちゃはちゃんとおもちゃ箱になしておかないといけないけど、宝物ってどこにしまうかわかる?」
突然の質問にハッとしたりんねは視線を再び神様に向けた。
神「ねぇ、わかる?」
「……た…宝箱」
神「そ、正解♪
だからりんねはちゃんと僕専用の宝箱に直しておかないといけないんだよ」
神様は数珠で縛り付けたまま、彼女ごとその部屋からでいこうとした。
浄「ちょっ!!待ちやがれ!!
りんねちゃんを何処に連れて行きやがる!?」
神「うるさいなぁ…君たちには、ちゃんとそこに居る玩具達が相手をしてくれるから心配しなくても大丈夫だよ」
”パチンっ!”と指を鳴らす音とともに、彼らの足下に転がっていた玩具達の目が光ると、命が吹きこまれたかの様にいっせいに動き出すと、三蔵達の体にしがみついてきた。
三「!!?…な…っ」
空「うわっ…ちょっ…!!?」
浄「何だよこれ!!?」
神「あはは♪僕の玩具の兵隊だよ。
普通の玩具じゃないんだ…その子達が何で出来てるか判る?
魂を物質に変えた物なんだ。
媒体は君たちが壊しちゃったけどね」
八「まさか……じゃあこれは全部」
神「クスッ…じゃ、君たちは此処で遊んでてね♪」
彼ら4人をその部屋に残し、神様とりんねは部屋から出て行った。
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