28話 俺と僕の想い人
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桃源郷を目指し、西へと向かっていた三蔵一向だったが、金閣と銀閣の襲撃にあい、その黒幕の「神様」によって経文を奪われた。
一度は神様の城まで行き、奪い返そうと試みたがアッサリとやられてしまい、出直した三蔵たち5人は再び経文を取り返す為に再び神様のいる城へと脚を踏み入れた。
城の中には数々のトラップや試練が待ち受けており、なんとかクリアしながらも最上階の13階へと到着した彼等は、そこで待ち構えていた着ぐるみ達に寄って、1階へと落とされてしまった。
「うわぁぁぁああああああ!!?」
「キャー!!落ちてる!!!」
悟空は如意棒で少しでもスピードを落とそうと試みたが、速度は落ちる事無く5人は1階へと落ちてしまった。
八「ーーー生きてます?」
「ん~~…なんとか∪」
身体をゆっくりと起こし、辺りを見た三蔵一行は驚きの表情を隠せなかった。
辺り一面には数々の玩具が散らばっていた。
神「すごいすごい!!
こんな速さで此処に辿りついた人たち始めてだよ!
てゆーか、この「おもちゃ箱」に来たお客さんは始めてかな」
神様は嬉しそうな表情を浮かべ、無邪気に微笑んだ。
三「りんね、お前は此処にいろ!」
「…うん」
それを合図に三蔵達は神様に一斉攻撃を開始した。
前回は手も脚も出ず、ただ神様にやられてばかりの4人だったが、今回は彼等のチームワークにより神様も焦りの表情を出していた。
何度でも、何度でも立ち向かってくる三蔵達に神様は持っていた武器で球を一気に打ち込んだ。
「…皆ぁ!!」
その場に倒れ込んだ彼等の事が心配になり、急いで駆けつけようとすると、それを見た神様は不適な笑みを浮かべ、持っていた数珠でりんねの身体を縛り上げた。
「キャァっ!」
浄「りんねちゃん!!」
三「っ!!」
神様は捕らえたりんねを抱き寄せ、そっと首筋に唇を落とした。
「ひゃっ!//////」
神「やっと捕まえた。
…僕ずっとりんねが欲しかったんだ
ねぇ、僕の事覚えてる?
昔、君を一目見たときからずっと忘れられなかったんだ」
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