27話 赤ずきんちゃん
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「まぁ確かにそうね!
悟浄の言う通りだわ♪
あたし、お花をつみながら行く」
ミサはにっこりと微笑むと、それを見た悟浄の顔は赤くなった。
ミサはさっそく色々な花を探し始め彼女と別れた悟浄は、そのまま真っ直ぐ悟空の家へと向かった。
浄「おーい悟空いるかぁ?」
空「ん?あれ悟浄じゃん!何?」
浄「お前病気じゃなかったの?」
空「ん~元気なんだけど、病気っていう設定じゃないと駄目なんだって」
浄「…だからちゃんとベッドで寝てたのか?∪」
空「うん、いつまで寝てれば良いのか分からねーけど」
浄「馬鹿正直とはこの事を言うのか?∪
まぁ、いいや、おい悟空。
八戒が家でケーキと肉まんとドーナツとたこ焼きとクッキーとごま団子とおまんじゅうと作って待ってるらしいぞ」
空「え!?それマジ!?」
浄「マジマジ!早く行ってやれ」
空「分かった!悟浄サンキューな!!」
悟空は悟浄から食べ物の話しを聞かされると、悟浄一人を残して、八戒の家へと向かった。
その頃、ミサはまだ花を取っていたが、やがて手に持ちきれないほどたくさん取ってしまうと、やっと悟空の家へ行く事を思い出した。
家に着いたミサが家の中へ入ると、いつもと違った気配を感じたが、でもそれが悟浄だとは気がつかなかった。
(……あれ?
悟空ってこんなに大きかったっけ?)
ベッドには悟浄がいたが、それすらも気付かないミサは彼に尋ねた。
「悟空?何か大きくなった?」
「せ、成長期だからな」
「…なんか頭から触覚生えてない?」
「き、気のせい!」
「悟空の手ってこんなに大きかったっけ?」
「そうとも。大きくなくては、お前を・・・」
「・・・?」
「食べられないからさ!」
「きゃっ!」
悟浄は身体を起こすと、ミサの腕を掴んでベッドへと押し倒した。
ボフンっという音とともにベッドのスプリングが跳ね、目を開けた彼女の視界には天井と悟浄の顔が映り込んでいた。
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