27話 赤ずきんちゃん
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悟空の家はここから歩いて三十分ぐらいかかる森の中にあった。
その日はとても天気のよい日で、ミサがスキップしながら歩いていると、そこへ悟浄が現れたのだった。
浄「こんにちは。
赤いずきんが可愛い、赤ずきんちゃんv」
「あ、悟浄。
……って悟浄はオオカミ役ってぴったりだよね?」
浄「まぁ~ね♪
でも、俺はミサちゃんの前だけにしかオオカミにはならないんだけどねv」
悟浄はニコニコしながら、ミサに話しかけてきた。
浄「あ、そういやぁ、ミサちゃんは今からどこに行くんだい?
八戒もいねーみたいだけど」
「あのね、悟空のお家よ。
信じられないかもしれないけど悟空が病気だから、お見舞いに行くの」
浄「…あいつがぁ!?
それ騙されてっぞ?」
「うん、私もそう思ってるんだけど、行かないとストーリーが終わっちゃうからね∪」
浄「まぁ、そうなんだけど∪
でもそれでも行くミサちゃんは偉いなv
・・・ん?
そのバスケットの中には何が入ってるんだ?」
「ケーキと肉まんとドーナツとたこ焼きとクッキーとごま団子とおまんじゅうだよ」
浄「やっぱ騙されてっぞ∪」
「後には引けないのよ∪」
浄(…ん~~でも待てよ?
今は八戒が居ない…ミサちゃんと二人っきり
……ってことは♪)
悟浄は、ちょっと考えた。
浄(これはまたとないチャンス!
八戒が居ない隙にミサちゃんを食べてしまえば♪
よし・・・v)
浄「ミサちゃん
悟空の家に行く前に、周りを見てみなよ。
こんなに綺麗に花が咲いているし、小鳥は歌っているんだぜ?
せっかくだから、楽しく遊びながら行ったらどうかな?
たとえば、花をつむとか」
ミサは、悟浄の言う通りだと思い、花をつんで持って行けば、悟空はきっと喜んでくれるに違いないと思った。
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