22話 君の側で
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「はぁ~~今日は疲れちゃった∪」
浄「何だったら悟浄さんがその疲れを吹き飛ばしてやろうか?v」
「あはは♪よけいに疲れそうだから遠慮しておく♪八戒、明日はどうするの?」
八「明日は嵐が来そうですね…日にちを少し伸ばしましょう。良いですか三蔵?」
三「あぁ…嵐じゃ仕方ねーだろ」
「じゃあそうと決まれば私は寝るよvおやすみなさい」
八「はい、おやすみなさい♪」
浄「また明日ねv」
空「おやすみ!」
三「……俺も寝る」
今日は珍しく一人に一部屋が用意され、それぞれが日頃の疲れを取る為に部屋へと入っていくと、麗爛も部屋に入るなり疲れた体をベッドへダイブさせた。
"ボフンっ!”
「はぁ~~久々のベッドだぁvv気持ちぃ~v」
あ~~私相当疲れてるんだろうなぁ……ちゃんとお風呂に入って寝ないと……………。
ベッドに倒れ込んだと同時に麗爛の眼はトロンとなり、重く閉ざされた瞼は開かれる事も無く、深い眠りへと彼女を導いた。
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紅「此処に三蔵一行が」
深夜12時を回った時だった。
嵐が近づいてきている所為か、外では木々がザワザワと音を立てながら揺れたしていた。
何時もなら暗闇を照らし出している月も、今夜は分厚い雲に覆われ風の音と、真っ暗な暗闇があたりを包み込んでいた。
そんな中紅孩児は彼らの居る宿にいた。
あの女…麗爛と言ったか……
できる事なら……我が手に……
紅孩児は彼女が縛ってくれたハンカチを手にゆっくりとドアノブに手をかけた。
部屋にはいると中はシンと静まり返り、ベッドの上には静かに寝息を立てている麗爛の姿があった。
紅孩児はそっと麗爛に歩み寄ると、優しく頬に触れた。
彼の手に伝わってくる彼女の温もりはとても暖かく、いつまでも感じていたいと思うほどだった。
「……麗爛…」
浄「こんな夜中に夜這いでもしにきたのか?」
紅「っ!!?」
自分の背後から突然声が聞こえ、振り向くとそこには三蔵、悟空、悟浄、八戒が立っていた。
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