浄「悪く思うなよ八戒！」

空「ごめん八戒！！」

悟浄と悟空は錫杖と如意棒を取り出すと、一気に八戒めがけて攻撃を開始した。


三「馬鹿！！無闇に近づくな！！」


八「…ニヤッ」


「二人とも危ない！！」


"ドウンッ！！”


「「ぐぁああ！」」


八戒に攻撃を仕掛けていった二人だったが、八戒は不適な笑みを浮かべると重苦しい妖力を放ちながら、予想を遥かに超えた気功で攻撃をした。


「悟空！悟浄！！」


三「名無し、お前はそこを動くな…今の八戒は桁が違いすぎる」


「………三蔵」


八「ククク」


三「かかってこいよ。相手になってやるよ」


八「フッ…暇にさせるなよ？」


そう言いはなつと、八戒はツタを操り三蔵の足に絡めて動けなくした。

三「こんなモノで捕まえたと思うなよ？」


"ガウン！”


八「こんな物で殺せると思うなよ？」


「っ！！？」


“ドウンッ



三蔵は八戒に銃を打ち込んだが素早い反応でよけられ、それに驚いた三蔵は八戒から気功を受けてしまい、その場に崩れてしまった。



「っ！三蔵！！」

三「クッ…に、げろ……逃げろ名無し！！」


「で、でも！！」


三「逃げろぉ！！！！」


「っ！！」


妖怪化した八戒の力は悟空同様に凄まじく、三人がかりで攻撃をしても全く歯がたたず、名無しだけでもと思った三蔵は彼女を小屋から逃がした。



三「ハァッ…ハァッ…名無しだけは触れさせねーよ」


浄「名無しちゃんだけでも」



八「お前達にはもう興味は無い…そこで寝ていろ」




「「「っ！！」」」







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