20話 月からの天使
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それから俺様の体調が良くなるまで春は看病を
付きっきりでしてくれた。
そのおかげもあってあんなにダルかった体はすっかり元気を取り戻し、今では普通に食事も食べれるようになっていた。
「もう元気になったみたいね」
春は優しい笑みを浮かべながら俺様にいつも作ってくれたはちみつ湯を渡した。
初めて飲んだときはただ甘ったるいだけの飲み物だったが、毎日飲んでいるうちに
それを口にするのが当たり前のようになり、今ではそれが好物になっていた。
幻術使いの雀呂様と恐れられてきた俺様がらしくない。
「どうかした?何だか怖い顔しちゃって」
雀「っ……いや…何でもない」
心配そうに俺様を覗いてくる春の顔を見て一瞬ドッキッとした。
今まで生きてきてこんなことは無かった。
俺様は妖怪。
そして………春は人間。
生きていく世界は違う…と分かっていた。
だが、それでも俺様は……………恋をしてしまった。
「心配事なら遠慮なく言ってね。一人で抱え込んでても意味ないことだってあるから。私でよかったら力になるから♪」
雀「本当に力になてくれるんだな?」
俺様は言うと同時に春の腕をつかむと、ベッドに押し倒し春は突然のことにただ目を大きく見開いていた。
そしてもう一度問いかけた。
雀「……春……俺様が怖いか?」
その時の俺様は情けない顔をしていたのだろ
うと自分でも分かっていた。
怖いなら抵抗すればいい……
嫌いといっていっそうのこと突き放してくれた方がどれだけ楽だろうか。
そのぐらい俺様は覚悟を決めていた。
しかし………
次の瞬間、彼女から帰ってきた言葉は違っていた。
.
付きっきりでしてくれた。
そのおかげもあってあんなにダルかった体はすっかり元気を取り戻し、今では普通に食事も食べれるようになっていた。
「もう元気になったみたいね」
春は優しい笑みを浮かべながら俺様にいつも作ってくれたはちみつ湯を渡した。
初めて飲んだときはただ甘ったるいだけの飲み物だったが、毎日飲んでいるうちに
それを口にするのが当たり前のようになり、今ではそれが好物になっていた。
幻術使いの雀呂様と恐れられてきた俺様がらしくない。
「どうかした?何だか怖い顔しちゃって」
雀「っ……いや…何でもない」
心配そうに俺様を覗いてくる春の顔を見て一瞬ドッキッとした。
今まで生きてきてこんなことは無かった。
俺様は妖怪。
そして………春は人間。
生きていく世界は違う…と分かっていた。
だが、それでも俺様は……………恋をしてしまった。
「心配事なら遠慮なく言ってね。一人で抱え込んでても意味ないことだってあるから。私でよかったら力になるから♪」
雀「本当に力になてくれるんだな?」
俺様は言うと同時に春の腕をつかむと、ベッドに押し倒し春は突然のことにただ目を大きく見開いていた。
そしてもう一度問いかけた。
雀「……春……俺様が怖いか?」
その時の俺様は情けない顔をしていたのだろ
うと自分でも分かっていた。
怖いなら抵抗すればいい……
嫌いといっていっそうのこと突き放してくれた方がどれだけ楽だろうか。
そのぐらい俺様は覚悟を決めていた。
しかし………
次の瞬間、彼女から帰ってきた言葉は違っていた。
.