焔「……すまなかった……」



「っ！！//////…ほ…むら？」



焔「……俺は闘神……天界では唯一殺生を許され、不浄の存在として生きてきた……俺は殺すために生まれ、いつただって生きてる実感などありはしなかった…………だが、こんな俺でも……愛しいと思う奴が出来た………それがリトルだ」



「っ！？//////」



俺はどうしようもない気持ちを押えることが出来ず、無意識のうちにリトルを抱きしめていた。


思っていた以上に身体は細く、力を入れたら折れてしまうんじゃないかとおもった。



焔「…運命とは残酷なものだな……どうして俺たちは敵同士なのだろう……出来ればもっと違う形で逢いたかった」



「神様は運命を変えることができるんでしょ？…だったら自分でその運命を変えてみたら？」



リトルからそう言われ、次の瞬間唇に何かが触れた。


思いもよらぬ出来事に、それが彼女の唇だと気付いたのは少ししてからだった。



焔「後悔…しないのか？」



「後悔はしないよ……私も焔のこと好きだから……初めて出会ったときから好きだったから」



夢であるなら覚めないでくれと思った。


だから俺は覚めないうちに、リトルをその場に押し倒し、深く口付けをした。






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