15話 運命
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三「ウルセーよ…テメーに心配されるほど落ちぶれちゃいねーよ」
焔「減らず口を叩くと押し元をすくわれるぞ?」
俺は金蝉をジリジリと崖の方まで追いつめていった。
フッ…この大雨だ、堕ちれば貴様も逃れられないだろ。
焔「終わりだ金蝉!!」
「∑っ!!…三蔵っ!!!」
なぜ…奴の名前を呼ぶ?
愛しい彼女の口から出だ名前は俺ではなく金蝉だった。
…一回で良い…一回で良いから…その口から俺の名前を呼んでほしかった。
俺は金蝉に青龍刀を振り下ろそうとした瞬間、視界に入ってきたのは金蝉を俺から守ろうとして、俺と金蝉の間に入ってきたリトルだった。
「「「っ!!リトル!!」」」
三「∑っ!!!」
焔「∑なっ!!?」
クソッ!!間に合わない!!
全てがスローモーションのように見えた……
打ち付ける雨も、刀を振り下ろす腕も…何もかもの動きが遅く感じた。
でも俺の中で彼女を傷つけたくないという衝動にかられ、俺はとっさに体ごと横にそらした。
しかしそんな馬鹿なことをしたせいで俺はバランスを崩し崖の下へと落ちていってしまった。
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焔「減らず口を叩くと押し元をすくわれるぞ?」
俺は金蝉をジリジリと崖の方まで追いつめていった。
フッ…この大雨だ、堕ちれば貴様も逃れられないだろ。
焔「終わりだ金蝉!!」
「∑っ!!…三蔵っ!!!」
なぜ…奴の名前を呼ぶ?
愛しい彼女の口から出だ名前は俺ではなく金蝉だった。
…一回で良い…一回で良いから…その口から俺の名前を呼んでほしかった。
俺は金蝉に青龍刀を振り下ろそうとした瞬間、視界に入ってきたのは金蝉を俺から守ろうとして、俺と金蝉の間に入ってきたリトルだった。
「「「っ!!リトル!!」」」
三「∑っ!!!」
焔「∑なっ!!?」
クソッ!!間に合わない!!
全てがスローモーションのように見えた……
打ち付ける雨も、刀を振り下ろす腕も…何もかもの動きが遅く感じた。
でも俺の中で彼女を傷つけたくないという衝動にかられ、俺はとっさに体ごと横にそらした。
しかしそんな馬鹿なことをしたせいで俺はバランスを崩し崖の下へと落ちていってしまった。
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