第19話 君といつまでも
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「三蔵は……私と一緒になれて嬉しかった?/////」
三「……――さぁな…ほら行くぞ」
三蔵はちゃんとした返事を出さずに、トレードマークである愛用のマルボロを取り出すと、それに火をつけて吸い出した。
「何よ…教えてくれたっていいじゃん」
一人その場に取り残された昴流は納得のいかない表情を浮かべながら、先を歩く三蔵の後を追いかけていった。
暫く歩いた二人は、ちょうどいい草原に腰を落とし休憩した。
三蔵は昴流の膝枕で横になると、気持ちのいいそよ風が三蔵の金糸をゆらゆらと揺らし始めた。
「このまま時間が止まれば良いのにね?
……そしたら三蔵と一緒にいられる」
三「くだらん……時間なんか止めなくても俺は死んでも昴流から離れる気はねーよ
……たとえ昴流が離せっつっても離してやるか
……それだけ俺はお前を愛してる」
下から見上げてくる三蔵の目は相変わらず吸い込まれそうな深紫だった。
声もどことなく安心する……無愛想で、恋愛のことなんか不器用なくせに、私のことを一番に考えてくれる……私はそんな彼を好きになったんだろうな。
.