2話 俺を見て
夢小説設定
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「こ・・・恐かった・・・誰も・・助けに来ないのかと思って・・・不安だった」
悟浄は優しく割れ物を扱うかの様に、震える名無しの身体を抱きしめた。
浄「・・・ごめん」
「皆に・・・見捨てられたのかと・・・思った」
浄「・・・・ごめん」
「ううん・・・悟浄は・・・ヒクッ・・悪くないよ・・・ヒクッ」
俺は好きな女も護ることが出来ないのか?
笑顔を護ることも出来ないのか?
だったら俺は名無しのためにもっともっと強くなる。
だからもう・・・・・
ナカナイデ・・・・・。
悟浄は更に名無しを強く抱きしめた。
「・・・悟浄?」
浄「名無しちゃん、好きだ・・・愛してる。もう離したくない」
「・・・・・」
名無しは下を向いたまま返事を出さなかった。
やっぱり駄目だったかなぁ?
「名無しちゃ「もう、先に言わないでよ」
突然の言葉に悟浄は唖然としていた。
「・・・・えっ?」
「私が先に言おうと思ったのに。さっきも悟浄と2人きりになれたから決心して言おうと思ったら、緊張しちゃってたんだよね」
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