八「どうしてです！？
…昨日は一緒に過ごしたのに！
どうして急に……」




「理由知りたい？」




八「はい…教えてください。
このままじゃ僕は納得いきません」



「分かった……………プッ…あはははは！！ゴメンね八戒！」




八「え？……名無し？」



深刻な表情から一変して急に笑い出した名無しを見た八戒は何が何だか分からないといった顔としていた。



「本当にゴメン八戒！！
今までのは全部嘘だったの♪
私が八戒を嫌うことなんて出来ないよぉぉぉ」




今までのことは全てお芝居だったことを八戒にバラスと名無しは八戒の腰に抱きついてきた。



「今日は4月1日でエイプリルフールなの♪
今日一日は嘘をついてもいい日なんだｖ

悟浄が「どうしても八戒が騙された姿を見たい」って言うもんだから協力したの♪」



浄「げっ！名無しちゃんそれを言っちゃ……「そうだったんですか悟浄」……∑っ！！」




八「そんなに僕が騙された顔が見たかったんですか」




浄「え～～と……それは…つまりι」




八「覚悟は出来てますね？
……それと名無しもですからね？」




「Σえぇ！？何で私まで！？」




八「貴方から嫌いと言われて僕がどれだけ傷ついたと思ってるんです？
今夜は覚悟しておいてくださいね？」




「「マジで勘弁してよぉぉ！！」」





こうして一日のエイプリルフール騒動は幕を閉じた。


それから悟浄は八戒から地獄の仕返しをされ、名無しはその日の夜から次の日の朝にかけて、八戒から愛のお仕置きを受けたそうな。




皆さんも嘘はほどほどに









END