15話 エイプリルフール♪
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「八戒なんて大嫌い……私に近づいて来ないで」
八「え?…ちょっと待ってください!!」
゛パシンっ!”
「私に気安く触らないで」
一体何が起こったのか自分でも理解出来ず、僕の愛しい存在であり恋人である名無しが僕から離れていった。
部屋で一人取り残された八戒はワケが分からず、その場で立ち尽くしていた。
シンプルな宿の部屋に残っているのは、静か過ぎる沈黙と、冷たく冷え切った空気だけだった。
どうして急に名無しはあんなことを……
昨日まではなんともなかったはずです……
僕はもう貴方の側には居られないのですか?
…僕ではもう…貴方の隣はふさわしくないのですか?
八戒はベッドにうな垂れる様に腰をかけ、名無しと一緒に飲むはずだった珈琲に眼を向けた。
……やっぱり納得いきません!
ちゃんと名無しにワケを聞きにいかないと!
八戒はベッドから立ち上がると、名無しが居るであろう三蔵と悟浄の部屋に向かった。
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