11話 サンタDEパニック
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今日は12月25日クリスマス!
たしか一年間良い子だった子供達にサンタさんからのクリスマスプレゼントがもらえる日なのよね♪
そう……『良い子』だけに∪
そりゃあ確かに三蔵達には一年間お世話になったけど、『良い子』からは大分かけ離れているような気がする∪
でも…まっ!
お世話になったんだもんお礼ぐらいはしないとね♪
******
良い子も眠っている丑三つ時
三蔵一行である紅一点の名無しはサンタの可愛いミニスカートの衣装に帽子をかぶって5つのプレゼントを抱えていた。
「私誰かにプレゼントをするのなんて初めてかも……皆喜んでくれるかな?v」
時刻も短針が2を指したとき名無しは自分の部屋を出て、初めに悟空の部屋へと訪れた。
いくらなんでももう寝てるよね?
少し怯えながらも名無しはそっと扉を開けて部屋の中をのぞいた。
部屋の明かりはとっくに消えており、ベッドの上では悟空が枕を抱きしめながら気持ちよさそうに眠っていた。
空「う~~ん……もう…喰えねぇよ」
クスッ♪なんだか悟空らしいな
名無しは悟空のベッドまで近づくとはだけていた布団を掛けてやり、彼の枕元にそっとプレゼントを置いた。
「メリークリスマス♪」
゛チュッ”
名無しは悟空の額に軽くキスすると部屋をそっと出て行った。
悟空には気付かれなくて良かったけど、大人'sには気をつけなきゃ∪
さぁて次は誰の部屋に夜這い………じゃなかったプレゼントを渡しにいこうかな?
名無しは廊下を歩いてると次にやって来たところは悟浄の部屋だった。
どうしよう∪
あの三人って結構警戒心強いからなぁ
気配を消して入らないと直ぐに気付かれちゃうよ
そして彼女が考えた末に思いついたのは………
「起きたら鈍器で殴って気絶させるか」
結構普通だった
そして名無しは悟浄の部屋をゆっくりと開けて中を確かめた。
部屋の中には微かな煙草の匂いが残っており、ベッドの上では布団も掛けずにゴロ寝をしていた。
布団も掛けずに寒くないのかな?
……それにしても悟浄も黙ってれば良い男なのになぁ
口説いてるときはただのエロ河童だもんな
そういえばこの触覚って抜いたらどうなるんだろ?
∑ハッ!……もしかしたらバランス感覚を失って歩けなくなるとか!!?
浄「俺は猫かよ」
「∑悟浄いつの間に起きてたの!?」
浄「そんなデカイ独り言言ってたら誰でも起きるっての∪」
あれぇ?私声に出してたっけ?
浄「それにしてもこんな夜中になんか用?…もしかして夜這い?♪」
「そんなわけないじゃん/////
今日はクリスマスだから皆にプレゼントを渡してるんだ♪
でも運悪く悟浄が起きちゃったから………とりあえず殴っとく?」
名無しは悟浄見ながら何処からともなく鈍器を取り出した。
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