1話 逃走
幸恵
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
再び第2関門を突破した幸恵は、次は三蔵だろうという事を推測して今度は慎重に行動することにした。
「八戒と悟浄は何とかなったけど、問題は三蔵よね!
奴はかなり手強すぎるから注意しないと」
そう心に決めた幸恵は辺りを警戒しながら、隠れていたが2時間経っても三蔵は現れなかった。
幸恵は諦めたのだろうと思い自室に戻ると三蔵がベッドの上で寝ていた。
「ホッ…寝てるだけか。
やっぱり飽きて寝ちゃったんだね」
幸恵は寝ている三蔵に布団を掛けてやろうと手を伸ばすと、突然腕を掴まれた。
「げっ!!三蔵寝てたんじゃなかったの!?」
三「俺は寝てると、一言でも言ったか?」
そういうと三蔵は幸恵をベッドに押し倒し片手で幸恵の両手を頭の上で固定した。
私、もしかして今日厄日なの?∪
三「ククッ…あいつ等が此処にいねぇって事はやられたって事だな。じゃあ俺が沢山可愛がってやるよ」
三蔵は幸恵の顎を少し上に上げると幸恵の唇に激しいキスをしてきた。
「んっ!!ふぁあっ・・・やぁ」
ピチャ・・・ネチャ・・クチュ
三蔵は名残惜しそうに唇を離すと2人の間には銀の糸が伝っていた。
本当にヤバイ!!この小説はR-18じゃないから此処はあいつに!!
「惷涯召還!!」
【何用だ?幸恵様】
「今すぐ三蔵を倒して!!!」
【御意】
三「なっ!・・・おい、まて・・・」
【問答無用だ・・・・消えろ゛天に我を示せ!白光雷!!】
どっかーーーーーーん!!
そして三蔵は吹っ飛んだ。
「有難う惷涯♪助かったわ!」
【気にするな、私は主に従うだけだ。また何かあったら言え】
それを最後に惷涯はブレスレットの中に消えてしまった。
こうして幸恵のドタバタな1日は幕を閉じた。
END