60話 八戒の弱点とは?
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八「どうですか?
何か思い当たるものでもありましたか?」
「全然!
八戒って本当に完璧すぎるからどんなに考えても「名無しー!町に行くけど一緒に行かね?♪」
勢いよく扉が開かれると、悟空が名無しを誘いに部屋へとやってきた。
「もう、悟空!
部屋に入る時はちゃんとノックぐらいしてよ∪」
空「あ、悪ぃ∪
それよりも名無しも町に行くだろ?
さっき宿のおばちゃんから美味い店を教えてもらったんだ!」
「あ!いくいく♪
八戒も行くでしょ?」
空「なぁ!八戒も行こうぜ!」
八「もちろん行きますよ
万が一名無しに何かあったら困りますからね」
空「やりぃ!
もう三蔵と悟浄は外にいるから早く行こうぜ!」
疲れて眠っている白竜に留守番を任せ、八戒は彼等と町に行く事にした。
中心街に出ると回りには沢山のカジノ店や飲食店が立ち並んでおり、悟浄と悟空はそれぞれに目を輝かせていた。
浄・空「「うぉ〜!」」
浄「今日は稼ぎまくるぞー!」
空「今日は食いまくるぞー!」
「あ!ちょっと二人とも先に行かないでよー!」
悟浄と悟空は一目散にお店に向かおうとすると、そんな彼等を追いかけるように名無しも後をついて行った。
そんな中、苦笑いを浮かべている八戒に対して、三蔵はタバコに火をつけながら近くの橋で一服すると、彼の口から吐き出された煙は空へと消えていった。
三「…フゥー……いい加減下手な芝居も止めたらどうだ?」
八「…何の事です?」
三「名無しの事だ。
バレねぇとでも思ったのか?」
八「フフっ…でも彼等は気づいてないですよ?」
三「俺をアイツ等と一緒にすんじゃんぇよ
それに見ていてこっちがイライラすんだよ」
八「…そりゃ僕だってこんな自分に嫌気が刺しますよ
素直に好きだって言えたらどんなに楽かーー。
……でも僕って意外にも臆病なんです
また失ってしまったらどうしようって…。
手に入れても…手の隙間からこぼれ落ちていく砂のように消えてしまうんじゃないかって…
それにフラれるのも怖いんですよ」
三「フン…そんなもん単なるテメェの憶測だ
コレから先もずっとこのままでいる気か?
だとしたらもっと迷惑だ
あのバカ2人はともかく、俺は気を使うなんてゴメンだ
明日の出発前までに解決しておけ
じゃねぇと置いていく」
そう言って三蔵はタバコを揉み消し、一人宿へと戻っていった。
八「ーーーまったくあの人は…人の気も知らないで」
八戒は小さく苦笑いを浮かべ、名無しが向かった方面に再び足を運んだ。
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