60話 八戒の弱点とは?
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この町にはギャンブルを求めて様々な所から観光客が来る事もあり、中心街の宿は殆どが満室となっていた。
中々人数分の空き部屋が見つからず、5人は少しばかり焦っていたが、中心街から少し離れたところで3部屋借りれる事ができた。
皆1人部屋を希望していたこともありジャンケンをして決めようとしていたが、その間にも三蔵が鍵を持ってさっさと部屋に行ってしまったため、今回は仕方なく悟空・悟浄ペアと八戒・名無しペアに分かれる事となった。
「まったく!
三蔵ったらいつの間にかいなくなっちゃってるんだもん!」
八「まぁ、三蔵らしいっちゃ、らしいですけどね」
名無しは少しばかりの不満を漏らしながらベッドにダイブすると、そのフカフカな布団が彼女の体を包み込んだ。
「野宿しないだけマシか
ごめんね八戒」
八「何がです?」
「八戒が運転とかで一番疲れているのに私なんかと同室になっちゃって∪
私は三蔵と同室でも大丈夫だから、個室の件三蔵に頼んでみようか?」
八「僕は名無しと同室で大丈夫ですよ
それに今更三蔵が譲ってくれるとは思えませんから
寧ろ僕の方こそ気を使わせてしまってすみません」
八戒は苦笑いをしながらお茶を入れると、それを名無しに渡した。
八戒の淹れるお茶はいつ飲んでも美味しく、今日の旅の疲れを忘れさせてくれる感じがした。
八「ーーそういえば」
「ん?」
八「今日ジープの中で話していた件なんですが」
「えっ?なんだっけ?」
八「僕の弱点の話しです」
「教えてくれるの!?」
八「教えてあげてもいいですけど、先ずは自分で考えてみてください」
「え〜!
直ぐ教えてくれればいいのに∪」
八「自分で考えるからこそ身に付くんですよ」
八戒は学校の先生みたいな台詞でニッコリ笑うと、名無しも一度考えてみる事にした。
「八戒の弱点ねぇ〜……」
…なんだろう
今まで一緒に旅をしてきたけど弱点になる様な要素なんて何も無かったはず…
あ…でも以外と枕にこだわりがあった様な…
八戒ってああ見えて枕は少し固めが好きだったりするんだよねぇ
宿によっては枕がフカフカしてるから、その次の日は首とか痛そうにしてるし…
それとも雨?
三蔵と一緒で雨の日は元気が無いというか、一人でいる事が多いかも…
あぁ〜…でも意外とお化けだったり?
お化けはどんなに人でも怖いものは怖いもんね!
名無しは独り言のようにブツブツと話しながら考えていたが、完璧すぎる八戒の弱点に思い当たるものは何も浮かばなかった。
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