59話 愛2つは重すぎる
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三蔵の体が元通りになるまでこの町に滞在する事に決まったので、留守番を名無しに任せた三人は食材などの買い出しに出かけた。
「三蔵、寝てなくて大丈夫?」
三「『あぁ、別に問題ない』」
「それにしても災難だったね?
まさか三蔵が二人になっちゃうなんて∪」
三『全くだ
邪魔な奴等がいない分二人っきりになれると思ったんだがな』
三「それはこっちの台詞だ#」
「まぁまぁ、同じ三蔵なんだから啀み合わないでよ∪」
名無しは三蔵達の為に珈琲を入れていると、一人の三蔵が彼女を包み込むように後ろから抱きしめてきた。
”ギュっ”
「っ!ちょっ、三蔵!?/////」
三「テメェ!何してやがる!#」
三『何だ?俺自身に妬いてやがるのか?』
三「…っ」
三『名無しの言う通り同じ三蔵なんだろ』
もう一人の三蔵は自分自身を挑発すかのようにその鋭く光るアメジストの瞳に自分を写し込むと、三蔵は小さく舌打ちをして二人の方へと歩み寄った。
三「フンッ…同じ三蔵であれオリジナルは俺だ
オマケはさっさと消えろ
いくら俺自身でも俺以外の野郎が名無しに触れる事は許さねぇんだよ」
「きゃっ!/////」
三蔵はもう一人の三蔵から名無しを奪い返すと、その大きな腕でギュッと彼女を抱きしめた。
「ちょっと三蔵!/////
なに子供みたいな「…俺はそれだけ名無しの事になると余裕が無くなるんだよ
例えそれが俺自身だとして…関係ねぇ」
「…そ…そんなの…/////」
そんなのズルい/////
私だって三蔵の事になると自分に余裕が無くなる…。
三蔵だけじゃないんだから
「ねぇ三蔵」
三「『なんだ』」
「私は三蔵が何人いようと、どんな姿でも大好きな事は変わらないから
もし毒のせいで三蔵が二人になったままでも、私は二人とも大好きだから
ーーそれって私の我が侭?」
三「……ハァ…別にんなこと思ってねぇよ」
三『心配なんざしなくてもいずれ一人に戻るだろう』
三「それまでの間”俺達”が名無しに二人分の愛情を注いでやるよ」
「…っ////
それは嬉しいけど…二人分の愛だなんて何か贅沢な気もする////」
名無しは顔を顔を真っ赤にし一人で照れていると、いきなり三蔵にお姫様抱っこをされベッドへと連れて行かれた。
「へ?……えっと…三蔵?
何でベッド?」
三「さっきも言ったじゃねぇか」
三『二人分の愛情を注いでやるってよ』
三「丁度あいつ等も出払ってていねぇんだ」
三「『覚悟しろよ』」
「Σ!!∪」
ヤバい!ヤバい!ヤバい!ヤバい!!
ただでさへ私がギブアップしても何度も抱いてくるのに、それが二人になったら…∪
こ…殺される!!∪
名無しはこれから自分の身に起こる恐怖を想像すると、額から大量の冷や汗を出しカタカタと震えだした。
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