59話 愛2つは重すぎる
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八「名無しさんの声!?」
空「今のって、完全にやばいパターンの叫び方じゃねぇか!?」
悟浄「まさか……まだ妖怪が残ってたのか!?#」
彼女の悲鳴を聞いた八戒、悟浄、悟空は、一斉に廊下を走り出すと廊下を猛ダッシュで駆け、勢いよく名無したちがいる部屋の襖を開け放った!
バンッ!!
八「名無しさんっ!!大丈…夫…」
空「うわっ!?」
悟浄「……はぁ?」
目に飛び込んできたのはまさかの三蔵が二人。
しかもそのうちの一人は、しっかりと名無しを背後から抱きしめていたところだった。
三「……チッ、邪魔が入ったか」
三『まったくだ、いいところだったのに』
名無しは顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「た、助けてぇええええ!!!∪」
八戒は一瞬フリーズしたものの、すぐに事態を察して額に手を当てた。
八「……なるほど。
つまり、毒の副作用で“三蔵が二人”になった、ということで間違いなさそうですね?」
浄「どっちも完全に三蔵じゃねーか……」
空「てか、これって……どっちが本物なんだ!?」
三「元々俺だ。こいつはオマケだ」
三『いやいや、オリジナルは俺の方だろ』
八・浄・空「「「……ややこしい!!!」」」
名無しはすぐに八戒の背後に隠れ半泣きで訴えかけた。
「八戒!ど、どうしよう!∪
三蔵が2人になっちゃってる!」
八「どうもこうも…これは困りましたねぇ∪」
浄「ただでさへ三蔵1人でも面倒ってのに」
空「副作用なんだろ?
じゃあその副作用の効果が切れたら三蔵元に戻るんじゃね?」
「でも妖怪が作った薬だよ?
戻るという保証もないよ?」
八戒はうーんと唸りながら、眉間に皺を寄せた。
八「確かに妖怪の薬となると何が起きてもおかしくないですねぇ……」
浄「じゃあ放っとくわけにもいかねーってことか」
空「三蔵は2人になってから、どこか変なことはないのか?」
三『「別に問題ねぇ」』
八「それでしたら、先ずは落ち着いて考えるしかなさそうですね
それにこの際“どっちが本物か”は、後でゆっくり見極めるとして……」
浄「問題は、どっちもやけに名無しちゃんに積極的ってとこだな……」
空「いや、むしろ両方とも“抑えが効かない三蔵”って感じだぜ……なんかヤバい意味で」
「そんなのイヤ!!∪
あの落ち着いた三蔵がいいのに!!」
三『「俺はいつだって冷静だが?」』
悟空「だから!
ややこしいってば!!」
八「まぁ、見てる限り特に問題なさそうなんで、三蔵が元に戻るまでの間はこの街に滞在ってことになりますね
しばらく様子を見て、それでもダメなときまた考えましょう」
「…うん、わかった」
浄「よし、じゃあとりあえず買い出しにでも行くか」
八「そうですね、僕たち3人で買い出し行ってくるんで、名無しさんは三蔵のことを見ててもらってもいいですか?」
「わかった!」
.
