57話 それはまるでかぐや姫のように
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浄「そっ!
その時からずっと俺は名無しの事を見てきた。
笑顔の時も辛い時も…俺はどんな名無しも知りたかったから
名無しにとっての一番が俺であってくれってずっと願ってた。
今夜のように綺麗な月に向かってなv」
「悟浄が月に願いだなんて……なんかキモイ∪」
浄「ロマンチストと言ってv
それに俺ってばスゲェー我が侭だからさ、他の野郎に名無しが取られねぇよう結構頑張ってたんだぜ?」
…どうりで悟浄がやたらしつこく関わってくるわけだ∪
「ーーでも…まぁ…お陰で私も今気づいたよ」
浄「何が?」
「私と悟浄は同じ気持ちだってね」
浄「ーーそれってつまり!/////」
悟浄は名無しからの”好き”という言葉が出てくるのを待っていたが、彼女は悟浄の膝から立ち上がりその場を離れた。
浄「ちょっ、名無し?」
「さて、そろそろジープに戻るわよ」
浄「Σえ!?ちょっ、言ってくれねぇの!?」
「ん〜?何の事だっけ?」
私も悟浄の事が好きよ
ーーでも私からなんて言ってあげない
悟浄の事だから調子に乗ってしまいそうだし
だから私は悟浄から言ってきてくれるのを待つわ
END