57話 それはまるでかぐや姫のように
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
浄「分かるさ
ーーどんなに暗くても…。
いつも名無しの事を見ているから…」
悟浄は先ほどまで抱きしめていた腕に力を入れると、彼女の肩に自分の頭をつけ、その温もりを堪能するかのように体を密着させた。
悟浄って…チャラくて…エロくて…ただの女好きなのかとずっと思っていた。
だから私に対しても、悟浄はこんな感じなんだって…
浄「ん?どうかした?」
「…一つ聞いてもいいかな?」
浄「俺に答えられる事なら」
「ーー悟浄ってさ…」
浄「あぁ」
「ーー私の事…好きなの?」
…あ…私って何言ってんだろう…/////
何で悟浄にこんな事/////∪
自分で言った事に対して急に恥ずかしくなった名無しは、慌てて別の話しを切り出そうとしたが、そうするよりも早く悟浄が口を開いた。
浄「…俺の気持ちは名無しと同じだぜ」
「…は?何言ってるの?
…私と…同じ?」
浄「名無しってさ…俺の事好きだろ?」
「Σなっ!?/////」
何を急に!
私が悟浄の事を!?/////
何でそう言う事になってるの!?/////
突然の悟浄の言葉に驚きの表情を浮かべた名無しは、何か反論しようとしたが、少々頭がパニックになり言葉が出てこなかった。
そんな彼女の表情を見て悟浄はクスクスと笑うと、その大きな手でポンポンと名無しの頭を撫でた。
浄「もしかして違ったとか?
悟浄さん的にはそうであってほしいと思ってたんだけど」
「なっ…何で私が悟浄の事を?/////
い、意味が分からない/////」
浄「意味が分からねぇだけか?
本当は分かってる…だけど図星だから認めるのが怖い…恥ずかしいーー。
そうじゃねぇの?
…俺さ、名無しが俺達の仲間になった時から好きだったんだぜ?」
「私が仲間になったのって1年前だよ?」
.