56話 必要としていたのは…俺の方だった。
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"コンコン"
「こんにちは〜!
悟浄さんいますかぁ?」
浄「あら名無しちゃんじゃないの
俺に何か用?
あ、もしかしてこんな真っ昼間から俺を求めに来たとか?♪」
「っ〜〜/////
ちょっ、変な事言わないでくださいよ!/////
そんなんじゃありませんから!/////」
浄「クスっ、顔赤くしちゃって可愛いv
そんな顔してっと、俺が名無しちゃんのこと求めちゃうかもな」
「Σっ!//////」
浄「あはは!悪ぃ悪ぃ!
ちょっと虐めすぎたな
冗談だからそんな遠くに逃げんなよ」
「悟浄さんのは冗談に聞こえないんです!」
浄「マジで悪かったって∪
まぁ、茶ぐらい出すから入って行けよ」
「お邪魔します」
浄「で?今日はマジでどうかしたの?
八戒なら今三蔵の所だぜ?」
「はい、分かってますよ
さっきまで八戒さんと悟空と一緒でしたから」
浄「じゃぁなんでここに?
…やっぱり俺に「いえ、悟空が読みたがっている本が此処にあるって聞いて!
八戒さんの変わりに取りにきたんです♪」
浄「…あっそ∪
でも本ぐらい八戒が取りにくりゃいいじゃねぇの
名無しちゃんをパシリに使うなんてよ」
「パシリじゃないですよ
私が行くって言ったんですから。
それに八戒さんは悟空に勉強を教えた後、三蔵さんの所にいろいろ報告をしに行ったりしないといけませんから忙しいみたいで」
浄「はぁ〜名無しちゃんって本当にいい子だよね」
「そんな事ないですよ!
それに少しでも皆さんのお役に立てるならこのくらいの事何ともありませんから!」
浄「それをいい子って言うの
普段は三蔵の手伝いもしてんだろ?
大分扱き使われてんじゃねぇの?」
「フフっ、そんな事ないですよ
三蔵さんはとても優しいですよ
この前も庭に生っていた柿を見ていたら、取って剥いてくれましたし
それに寝る前も必ず頭を撫でてくれるんです♪」
浄「…え∪…それマジ?∪」
「マジですv」
うそ〜〜ん∪
三蔵様って名無しちゃんには結構過保護な所があったんだ∪
しかも頭を撫でるって…∪
前々からまさかとは思っていたけど…。
「ん?悟浄さんどうかしましたか?」
「え…あ、いや
何でもねぇよ。
それより借りたい本ってのはどんなのか分かるかい?
持ってきてやんよ」
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