52話 恐怖のインフルエンザ
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それから30分後、八戒に頼まれたものを買って来た悟浄は宿に戻ってくると、八戒に言われた通り彼の側にいた。
ーーーー廊下に…。
浄「えっと…∪
側にいるって……ココで???」
八「はい」
浄「あのさ…今冬真っ盛りなわけよ∪」
八「…そうですね」
浄「風通りもすげぇヤバいんだけど∪」
八「へぇそうですか…あ、悟浄、暇なので何か面白い話しをしてください」
浄「突然の無茶ぶりかよ!?∪」
八「ほら、部屋の中に入れちゃったら悟浄に移っちゃうかもしれないでしょ?」
浄「心遣いにみせたジャイアン的発想かよ∪#」
『何で俺がこんな事を#』と内心悟浄はそう思っていたが、彼も仕方なく、過去にあったおもしろいことを色々思い出し、何を話そうか迷っていた。
ーーそして。
浄「こういやこの前三蔵が手に虫が止まっていると思って、思いっきり叩いたんだけどよ、実はそれは虫じゃなくて昼喰った胡麻団子の胡麻だったんだよ」
八「…………」
浄「………」
八「あ、すみません
今何か言いました?
…あ、この地域の名物ってこんなにあったんですね」
浄「って、テメぇさっき俺が買ってきたガイドブック読んでんじゃねぇか!!!#」
悟浄の話しを全く聞いておらず、室内で雑誌を読んでいた八戒にイラッしていると、彼の背後から名無しが声をかけてきた。
「八戒の様子はどう悟浄?」
浄「あ、名無しちゃん」
八「Σっ!!」
廊下から名無しの声が聞こえてきた瞬間、八戒は顔を真っ赤にすると体をビクッとビクつかせた。
「お医者さんは熱が上がるかもって言ってたんでしょ?
悟浄ばかり看病はキツいと思うから、今度は私が交代するよ」
浄「それならマジで助かるよ∪
でも飯も食ったし薬も飲ませたから、よっぽどの事が無い限り大丈夫だと思うぜ」
「ちゃんとご飯食べれたんだね!
それなら安心したよ」
浄「じゃ、俺はそろそろ部屋に戻るわ
名無しちゃんすまねぇが後は宜しくな」
「任せて♪」
悟浄は名無しの頭を優しく撫でると、ニッコリを笑みを浮かべた名無しは八戒のいる部屋に入っていった。
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