52話 恐怖のインフルエンザ
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宿に戻ってきた八戒は部屋に隔離されると、扉の前には『面会謝絶』と書かれた張り紙が貼付けられていた。
浄「此処までしないといけねぇのか?∪」
悟浄は八戒の部屋の前まで来るとその張り紙を見て一人でツッコミをした。
八「悟浄…ゴホっ…そ…こに…いるんですか?」
浄「ん、あぁいるぜ
八戒大丈夫か?何か欲しいモンとかあるなら言えよ」
悟浄の一言で、ゆっくりと開かれた扉の隙間から、八戒は顔を覗かせた。
八「どうせ隠し事ができないですから…ゴホっ…ゴホっ……正直に言いますね…」
浄「あ…あぁ∪」
八「では冷えピタとポカリを買ってきてください。
あ、ミカンゼリーもつけて
あと汗かいたんで新しいタオルと寝巻きを持ってきてください。
お粥は梅干しじゃなく卵を落としてフワフワにして、アイスはかき氷やシャーベット系よりもクリーム系の方がいいです。
あ、でも棒付きは止めてくださいね
全部は食べられないと思うのでカップに入っている方がいいです。
それと暇になっちゃうので雑誌を買って来てもらえませんか?
言っておきますけど貴方好みの変な雑誌や漫画は止めてくださいね。
ってことで宜しくお願いします」
”バタン”
浄「………∪」
なっ…何なんだコイツ##∪
インフルのせいなのか!?
これってインフルのせいだと思っていいのか!?##
ただの我が侭じゃねぇかぁああ!!#
悟浄に言いたい事を全て正直に伝えると、八戒はそのまま部屋の扉をしめた。
浄「あ〜もう〜〜っ
用意すりゃいいんだろ!?#」
八「あ、それと…」
浄「まだ何かあるのかよ!?」
「戻ってきたら…そのまま側にいてくれませんか」
浄「…っ…!」
悟浄は普段八戒が口にしない言葉を聞いた瞬間、驚きの表情を浮かべた。
えぇぇええ〜〜〜〜!!!
うわぁあ〜〜〜〜!!!
何あれ!?
隠し事が出来ないってこんな感じもあるわけぇえ〜〜!!!
浄「クククっ…なになに!?
八戒、お前そんなに寂しかったわけ〜?♪
わかったよ!
ちょっと待ってろよ♪」
八「……………#」
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