50話 彼氏<猫
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悟浄は「猫なんかでいちいち嫉妬なんかしてられるか」と、あまり気にしないようにしていたが、ゴジョーがこの家に来てからというものの、名無しは彼氏の悟浄ではなく、子猫のゴジョーに構ってばかりだった。
拾ってきた最初の内は仕方ないと思っていた悟浄だったが、それが3日、4日、1週間と経つに連れて、自分の事を全然構ってくれない事に不満がたまっていった。
浄「〜〜〜#」
「ほ〜らゴジョー猫じゃらしだよぉv」
”ニャー!”
その日は買い物に言ってくると言い残して八戒は一人で家を出ると、名無しと悟浄は二人で留守番をする事になった。
部屋のベッドで名無しはいつものように猫じゃらしでゴジョーの遊び相手をしていると、反対に悟浄はイライラした表情を浮かべていた。
クソっ!#
コイツさへいなければ今頃名無しちゃんとイチャイチャ出来たのによぉ!!##
「あはは♪ほらほらこっちだよ〜v」
”ニャー!”
コイツばっかり可愛がってもらいやがって##
俺なんか…俺なんか……
抱きついても構ってもらえてねぇんだぞ!!##
悟浄は今までの溜まった不満が爆発すると、名無しの近くに歩み寄りゴジョーの首根っこを掴んで持ち上げた。
「あ、悟浄何するのよ!」
浄「おら、オメェは暫くそこで待ってろ」
悟浄はゴジョーをリビングに降ろすと、名無しはゴジョーと引き離された事に不満を抱いていた。
「もう!
折角遊んでいたのに何で邪魔す……ンっ!…んんぅ!////」
文句を言おうとしたその時、悟浄はベッドに名無しを押し倒すと、その言葉をさえぎるかのように唇を重ねてきた。
「ンっ…んぁ…/////」
浄「…ハァッ…」
口内に舌が侵入してき、悟浄は彼女の舌を絡めながら堪能していると、息が続かなくなってきた名無しは目に涙を浮かべながら彼の胸を叩いてきた。
「ハァッ…ハァッ…/////」
それに気づいた悟浄は唇を放すと、先ほどまで二人を繋いでいた銀の糸がプツリと切れ、名無しは荒い息づかいでグッタリしていた。
「も、もう…悟浄いきなりどうしたのよ/////」
浄「〜〜〜っ/////」
「いきなり押し倒してくるなんて…黙ってても分かんないじゃない∪」
彼女の問いかけに悟浄は顔を真っ赤にして黙っていると、名無しは首を傾げてきた。
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