50話 彼氏<猫
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浄「えっと…名無しちゃん∪
もう一度聞いてもいい?
この猫の名前何て言うの?∪」
「だからゴジョーだって」
浄「Σいや、何でその名前!?
ってか悟浄さんは此処にいるんだから別の名前にしたら?∪」
「だってこのコ目元のつり上がった所とか赤っぽい毛の色が悟浄にそっくりなんだもんv
それにこのコは悟浄じゃなくてゴジョーだよ♪
ね、ゴジョーv」
”ニャー!”
ゴジョーと名前を付けられた猫は名無しの頬にスリスリと頭をなすり付け戯れていると、それを見ていた八戒は必死に笑いを堪え、悟浄は納得いかないといった表情を浮かべていた。
八「まぁまぁ悟浄いいじゃないですか
折角名無しさんが名前を付けてあげたんですから。
それにゴジョーだってその名前気に入ってるみたいですしね」
浄「……八戒…ゼッテェ面白がってんだろ」
八「そんな事ありませんよ♪
おや、ゴジョーはお腹いっぱいになって眠そうですよ。
今夜はゆっくり寝かせてあげましょう…ね、悟浄」
浄「やっぱ面白がってんじゃねぇーか!#」
その日の夜、名無しは子猫のゴジョーを、八戒が用意してくれた寝床で寝かせた。
スヤスヤと眠っているゴジョーに名無しはチュッと優しくキスをすると、それを見ていた悟浄も名無しに擦り寄ってきた。
浄「なぁ名無しちゃん」
悟浄は後ろから名無しの事を抱きしめると、首筋に顔を埋めてきた。
「悟浄どうしたの?
くすぐったいよ/////」
浄「どうもしねぇよ。
ただこうやって名無しちゃんに甘えてんのv」
「クスっ、何それ
猫じゃあるまいし」
浄「俺は名無しちゃんだけの猫なんだぜ♪」
「……悟浄は猫って言うより狼って感じかな」
浄「狼かぁ……じゃあ今からでも名無しちゃんだけの狼に「今日は疲れちゃったからそろそろ寝るわね」
浄「…え?∪」
「ふぁ〜!…明日からゴジョーの躾もしなきゃいけないし」
浄「えっと、名無しちゃん?」
「じゃあおやすみなさ〜い」
名無しは今日の疲れが出てきたのか、構ってオーラを出している悟浄を無視して欠伸をすると、眠たい目を擦りながら部屋へと入っていった。
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