48話 キス禁止
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「ちょっと、さっきのは一体どう言う事よ!?////」
八戒の前であんな事するなんて信じらんない!」
三「フンッ…俺は名無しとキスしたいと思ったからしたまでだ」
名無しを連れて部屋に戻ってきた三蔵はベッドに腰をかけ、自分の膝の上に名無しを座らせると、お互いが向き合うような体制になっていた。
「三蔵は良くても、私は恥ずかしいんだから!////」
三「名無しは俺のものだ……悪い虫が付かねぇようにしているだけだ
ーーそれに、俺はいつどんな時でも名無しを味わっていたい」
”チュ…”
「ンっ…ふぁ…ゥ」
三蔵は名無しの頬に手を添えて再びキスをすると、何度も角度を変えて舌を絡めてきた。
「……ンっ…ハァ…」
三「………」
「ん?…三蔵…どうかした?」
名無しを堪能した三蔵は唇を離すと、彼女の表情を見て言葉を失った。
何も言わず、自分の事をジッと見つめてくる三蔵に題して疑問を浮かべていると、彼は小さな名無しの体を全身で包み込んだ。
「ちょ、三蔵?」
「ったく…そんな顔すんじゃねぇよ/////
もっと襲いたくなっちまうじゃねぇか」
「Σなっ!/////
何考えてんのよ!悟浄みたいな事言わないで!/////」
突然の三蔵の発言に名無しは顔を真っ赤にすると、彼の膝の上から降りて部屋から出て行こうとした。
三「どこに行く?」
「どこって、八戒のお手伝い!
任せっきりじゃ悪いじゃない」
三「隣には猿や河童がいるんだ。
あいつ等がやんだろ」
「今までちゃんとまともに手伝ったためしが無いから私がしてんじゃないの∪
悟浄や悟空に任せたら片付けれるものも片付けられないわ」
名無しは三蔵の上から降りようとした時だった。
自分の元から彼女がいなくなってしまう事に納得がいかない三蔵は先ほどまで抱きしめていた腕に力をいれた。
「ちょっと三蔵、離してくれないと動けないんだけど∪」
三「じゃあ動かなきゃ良いじゃねぇか」
「……∪
あのね〜…八戒の手伝いに……ンっ…ちょ……さん……んゥ」
子供みたいな事を言う三蔵に少し呆れた表情を浮かべていると、三蔵は再び名無しの唇に自分のを重ねて来た。
普段の三蔵は他の人達が驚くんじゃないかと思う程のキス魔で、二人っきりの時は暇さへあれば名無しの唇を奪っていた。
名無し自身も嫌じゃないが、その時の気分で何度も何度も唇を重ねるのは、特に悟空に対して良い影響だとは思わなかったし、彼女も他の人がいる前での行為は恥ずかしいので止めてほしかった。
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