47話 俺様 is King
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三蔵はニヤッと笑みを浮かべパサッとカードを捨てると、四葉は放心状態のままジョーカーを手にしていた。
八「あらら四葉また負けちゃいましたね」
浄「こりゃ可哀想に」
「えっ!
何で!?何でジョーカーじゃないって分かったの!?∪」
三「だから戦略が見え見えなんだよ
そんな作戦サルでも見破る事出来るわ」
「そ、そんな∪」
浄「それと四葉ちゃん今まで気づかなかった?」
「…え?何が?」
八「四葉、後ろ見てみてください」
「…ん?」
悟浄と八戒に言われ、四葉は何の事かサッパリ分からず後ろを振り向くと、そこには宿に備え付けられていた大きな姿見の鏡があった。
「はぁあ!?
何よこれ!」
浄「いやぁゲームの間四葉ちゃんの手持ちのカードが俺達からは丸分かりだったってわけ」
八「教えてあげようか迷ったんですが、面白いからつい言わなかったんですよ」
空「四葉ごめんな∪」
三「ま、そう言うこった」
「何よそれ!
ってことは皆反則勝ちしていたって事じゃない!」
三「反則でも勝ちゃいいんだよ
…それと四葉、ちゃんと約束は守ってもらうからな」
三蔵はニヤッと不適な笑みを浮かべると四葉の方に向かってき、彼女はタラタラと冷や汗をかきだした。
三「俺からの命令だ
てめぇ等は明日の朝まで部屋に入ってくるな。
そして四葉……てめぇは俺と同室だ」
「Σんなっ!」
空「はぁ!?
そんなの絶対駄目に決まってんじゃんか!!」
八「そうですよ!
僕だってそんな事許しませんよ!」
浄「何様だよ!
『はいそうですか』って四葉ちゃんを渡すと思うなよ!」
三「三蔵様だからいいんだよ
それにテメェも言ったよな?
『罰ゲームの内容は他の奴等からの口出しは無用だ』と…。」
浄「ゔ…∪」
三「フッ…そう言う事だ
行くぞ四葉」
「い、いやぁ〜〜〜〜!!!/////」
三蔵は三人に対して勝ち誇った笑みを見せると何も言い返せなくなってしまった。
そして逃げようとする四葉を軽々と担ぎ部屋から出て行った。
次の日、グッタリとした四葉の姿を見た三人は、昨晩何があったのかは聞くまでもなかった。
(もう二度とゲームなんてするもんか…∪#)
END
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