46話 我逢人
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「……私、三蔵が強いだなんて思ってないよ」
三「…っ」
「弱くたっていいじゃない…逃げたっていいじゃない。
過去に何もない人生を歩んでいる人なんて誰もいないんだよ。
悟空だって、悟浄だって、八戒だって…そして私だってなにかしら抱えている。
でも、怖くなって逃げたい時があったとしても、私には皆がいてくれるから怖くないよ。
出会う前は毎日が怖くて仕方なかったーー。
でも皆に出会えたから…支えてくれるから…護ってくれるから私は私でいられるの」
三「…っ」
光【江流…我逢人(がほうじん)という言葉を知ってますか?】
光【人と逢うことから全てが始まる。
ーー自分と違う領域を持って生きているのだから、出会いは相手(自分)を広く深く成長させてくれる。】
「三蔵…貴方が過去の呪縛から逃げ出したい時、苦しくなったときーー私が手を差し伸べるから。
私が三蔵に纏わり付く過去から護ってあげるから…。」
光【江流、貴方はこの先もっと沢山の人に出会う事でしょう。
それが貴方に取ってどんな存在になるか分かりません。
仲間かもしれない、最愛な人かもしれない…。
どんな人であれ、出会えば貴方自身を強くしてくれる事でしょう】
三蔵は幼い頃、光明三蔵から教わった我逢人の言葉が頭を過った。
最愛…な…人ーー。
三「…名無し……その言葉に嘘はねぇんだろうな?」
俺にはただ一人…。
三「ーー約束しろ……お前は…お前だけは」
名無しだけなんだと…。
三「俺の側にいてくれると」
「クスっ…いるよ。
ーー私はずっと三蔵の側にいる。
貴方が護ってくれた様に、私もこうやって側で護ってあげるから
そしたら、今より少しは
ーーー雨も嫌じゃなくなるでしょ?」
三「あぁ、……そうだな」
ーー我逢人
あのときお師匠様が何故教えてくれたのか…。
今では分かるような気がするーー。
END
