45話 再来!劇団ひとり
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動物相手に話しをしているぐらいだから大丈夫よね!?
そう思い、私は意を決して木陰から勢いよく出て行った。
『ちょ、ちょっとタンマ!』
雀『ん?人間だと?』
『そ、そう人間!
敵意も何もない普通の人間!
だから襲ってくるとかマジ無しだからね!∪』
雀『此処で何をしている?』
『何をしているって……動物相手に話していたアンタに言われたくないわよ』
雀『見てたのか!?/////
〜〜〜っ…恥ずかしい所を見られてしまった∪』
…一応羞恥心はあったんだ?
『見てたっていうか、たまたま通りかかっただけだから、全部は見てないよ
でも動物相手に話しをしているなんて…変わっているっていうか、貴方ってもしかして良い妖怪なの?』
雀『良い妖怪だと?
ーーフッ、少女よ…それは違うな
俺様は泣く子も黙る幻術使いの雀呂様だぁあ!!』
『へ〜…雀呂かぁ
なんだか良い名前だね♪』
雀『っ!/////』
うん、雀呂って良い名前だと思う。
果物みたいな名前をつけるなんて、今で言うとキラキラネームとかかな?
あ、悟空なら「美味そう」とかいいそうだな〜
雀『き、貴様の名は何と言う?』
『ん?私は名無しっていうの』
雀『名無しか……うむ!実に美しい名だ!
こうやって俺様と名無しが出会ったのも運命かもしれん!』
『運命?妖怪でもそんな事信じるんだ?』
”ガシィ”
『……え∪』
何コイツ…∪
鼻息荒いっ!!
っていうか目が怖い!!
私は何故か雀呂に両手を掴まれると、彼の胸元の位置まで持っていかれた。
そして現在に至るーーー。
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