44話 それでも君が好きなんだ
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何だか今日は疲れた∪
さっさと買い物を済ませて家に帰ろう。
ミサは大きな声で怒鳴ったり、走ったりしたのでとても疲れていた。
取りあえず今夜作る予定だった夕食のカレーの材料を買い揃えると、ミサは紙袋を両手で抱え込み自宅へと帰っていった。
帰宅したミサはテーブルの上に買ってきたものをドサッと乗せると、先ずは一休みする為にソファーに座り込んだ。
しかし、彼女に取っての悪夢は終わっていなかった。
ソファーに座り本を読んでいた時だった、いきなり玄関の扉がドンドンと大きな音を立てて部屋中に響き渡った。
”ドンドン!!ドンドン!!”
「ん?
人か来るなんて珍しいわね
…誰だろ?」
ミサは先ほどまで読んでいた本にしおりを挟み、テーブルの上に乗せると、その脚で玄関へと向かった。
一度窓の外から確認しておけばよかたのだが、この時はそんな事すら頭になく、何の警戒心も持たず扉を開けてしまった。
”ガチャ”
「は〜い?どちら様で…「よぉ、お嬢さん。さっきはどうも」
「Σっ!?…キャァっ!!」
”グイッ”
玄関を開けると、そこには先ほど自分に声をかけてきた男の姿があった。
しかし、その男は一人ではなく何人かの仲間を引き連れてやって来ており、それに驚いたミサは再び扉を閉めようとしたが、それも虚しく男はミサが逃げない様に腕を引いて後ろから抱きしめた。
「やっ!!離して!!
アンタ達一体何なのよ!!?」
「さっきはよくも言いたい事言ってくれたじゃねぇか」
「はぁ?私は本当の事を言ってあげただけじゃない。
寧ろ感謝するべきでしょ。
アンタが恥ずかしい思いする前に私が教えてあげたんだから」
「て…テメェ##
……フッ…でも、まぁいい。
おいオメェ等、この女メチャクチャにしてやろうぜ」
「ククク…いいのかよ?」
「でもこの女、中々の上玉だぜ」
「それにスタイルもいいしな」
「それなりに楽しめそうだしな」
下品な笑みを浮かべた男達は厭らしい目でミサの事を見下ろすと、流石にミサ自身ヤバいと思ったのか、恐怖でカタカタと体が震え出していた。
ま、マズイ!∪
私…本当に厄日だ!!
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