44話 それでも君が好きなんだ
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浄「だから、ミサちゃんのこと「二度言わなくてけっこうです。
…っていうか言っている意味が分かりませんから。
急に一目惚れと言われましても、知り合って数分しか立ってない人に対してどう反応していいのか分かりません。
新手のナンパでしたら他を当たってください」
軽い男や、ナンパしてくる男をあまり良く思っていなかったミサは、面倒事には巻き込まれたくないという気持ちもあり、悟浄から腕を放すと再びスタスタと歩き出した。
ったく、どの町にいてもああいう輩っているんだね
まぁ、もう二度と会う事もないと思うけど…。
次の店に向かうためにミサはメモを確認しようとした。
「…あれ?…メモがない
さっきまで持っていたのに」
しかし、先ほどまで持っていたメモは何処にも見当たらず、何処に行ったんだろうとポケットの中やカバンの中などを探したが入っていなかった。
浄「へ〜、今夜はカレーでも作るの?♪」
「Σなっ!?」
再び悟浄の声が聞こえてきたので、驚いたミサはバッと後ろを振り向くと、先ほどまで探していたメモが悟浄の手の中にあった。
「いつの間に!?」
浄「ミサちゃんって料理得意なの?」
「メモ返してください!」
浄「此処にはよく来るの?」
「私急いでるんです!」
浄「ミサちゃんって暇な時は何をしているの?」
「………#」
何この人…人の話し全然聞いてないじゃない#
悟浄のしつこい対応にミサはメモの事を諦めると、彼の事を無視して別の方に歩き出した。
浄「ミサちゃんは一目惚れとか運命の出会いって信じるタイプじゃないの?」
「………#」
浄「俺ミサちゃんを見た瞬間、マジで惚れちゃったんだよね」
「…………##」
浄「そう言えばここら辺に住んでるの?」
「…………###」(ブチっ)
浄「ミサちゃんってさ「もういい加減にしてください!!
私はチャラい人も軽い人も嫌いなんです!!」
色々話しかけてくる悟浄に対してとうとうキレてしまったミサは、彼に対して文句を言うと逃げる様にしてダッシュで市場から走っていった。
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