44話 それでも君が好きなんだ
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「じゃあ俺の分もオマケしてくれよオヤジ」
「……ぇ」
ミサはゆっくりと振り向くと、そこには深紅にの髪と目に左頬に二本の傷を付けた男が立っていた。
……誰?この人
「よぉ悟浄さん、久しぶりじゃねぇかい!」
…悟浄…さん?
浄「あぁ〜、アレだ!
オヤジの顔を見に来たんだよ」
…この人頭に
「アンタに言われても嬉かねぇよ∪
リンゴの代金はちゃんと払っていけよ」
…触覚が生えてる
浄「んだよケチ臭ぇなぁ
……ん?俺の顔に何か付いてる?
カワイイお嬢さんv」
…ゴキブリみたい
浄「嬢ちゃん、今すげぇ失礼な事思っただろ?∪」
「Σえっ!あ、ごめんなさい!∪」
浄「思ってたのかよ!?∪」
「じゃあ私はこれで!
おじさん、また来ますね!」
ミサは果物を買い終わると、次の場所に行く為にその店から離れた。
しかし、数メートル歩くといきなり腕を掴まれ先へ進む事が出来なくなった。
浄「ちょっと待ってお嬢さん」
「え…?
何か?」
後ろを振り向くと悟浄が彼女の腕を掴み、ニコニコしながら声をかけてきた。
浄「名前聞かせてくれない?
あ、俺の名前は「悟浄さんですよね?」
浄「え?」
「さっきお店のおじさんがそう呼んでいましたから。
私はミサです。
じゃあ私は急ぐんで」
浄「あぁ〜!ちょっと待ってミサちゃん!」
…面倒くさい人だな。
「何か?」
浄「俺さ、君に一目惚れしちゃったみたいなんだよね♪」
「………………………………………………は?」
浄「Σいや、反応遅っ!!∪」
悟浄の突然の言葉にミサはあからさまに嫌な顔して固まっていた。
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