43話 あの人の正体
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「えっと…仕事ですけど」
浄「仕事?」
「あぁ、私作家なんですよ
次回作の小説を書く為に資料を集めていたんです」
浄「へ〜…どんな本を読んでたの?」
「吸血鬼についてですよ♪」
”ドキッ!”
女の一言で、俺は少しばかり驚いてしまった。
「そう言えば貴方誰なんですか?
此処の人じゃ無いんですよね?」
浄「あ、悪ぃ
俺は沙悟浄っての
宜しくな……えっと…」
「私はミサっていいます!」
浄「ミサちゃんね♪
宜しくな
ところでミサちゃんはなんで吸血鬼の事なんて調べてるんだい?」
「好きだからですよ!」
浄「…え?
吸血鬼が?」
「いえ未確認生物です」
浄「……えっと…何で?∪」
「だって未確認なんですよ!?
ドラゴンや宇宙人、妖怪や、小人!
夢があっていいじゃないですか。
吸血鬼だって同じです♪
調べれば調べる程知らなかった事が分かって、楽しいんですよ!」
浄「へ〜…ミサちゃんって結構変わってるんだね?」
「え…ぁ〜…すみません初対面の人にこんな事言っちゃって∪」
浄「自分が知りたいと思っている事を一生懸命調べる事は、別に悪い事じゃねぇよ」
「そうですよね!?」
浄「…でも一つだけ忠告。
本に書いてある事が全て真実だとは限らない。
中には仮説もあれば嘘だってあるからな
真実とは、自分の目で確かめた答えの事を言うんだぜ。」
「自分の目で確かめた事」
浄「知りたいか?」
「…え?」
浄「吸血鬼の事……本には載っていない真実」
「悟浄さんも吸血鬼がお好きなんですか!?」
浄「まぁね」
好きというか、俺がそうだから
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