42話 君の心、俺の心
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…すみません…私の所為で∪」
浄「ゴホっ////…ぁ〜…別に気にすんなよ/////
このくらい対した事…ゴホっ…ゲホッ!」
八「あぁ、無理はしないでください。
熱だって高いんですから
悟浄が直るまではこの町に滞在になりますね」
三「フンッ、河童のくせに風邪とはな」
浄「…てめぇ#…ゲホッ…覚えてろよ#////」
宿のベッドで横になっている悟浄は、顔を赤くして咳き込んでいた。
八「まぁ、今回は休息もかねて治るまで大人しく寝ていてください。
僕達はこれからちょっと買い出しにいってきます。
ミサさんすみませんが悟浄の事宜しくお願いしますね」
「え!?私ですか!?」
八「はい、今回は買うものが多いので男手が必要なんですよ。」
空「ミサは何か欲しいのあるか?」
「え…あぁ、じゃあアイスをいくつかお願い」
空「分かった!
じゃあ留守番宜しくな!♪」
「…って、えっ?…あ!ちょ!」
八戒達はそう言い残し、三人は部屋から出て行ってしまった。
ミサはまさか自分が悟浄の看病をするはめになるなんて思ってもいなかったので戸惑っていたが、よくよく考えると彼が風邪引いたのは自分の所為だと思いミサは看病せざるを得なかった。
…な…何でこんな事に…∪
……でも……仕方ないか∪
浄「ゴホっ!…ゲホッ……あぁ…ミサちゃん……此処にいたら移っちまうからよ////
俺の事はいいから部屋に戻ってな」
「…ぇ……いや、悟浄さんがこうなったのも私の所為ですから。
だから、悟浄さんはゆっくり休んでください」
ミサは彼の寝ているベッドの横に椅子を持ってきて座った。
彼の荒い息づかいが聞こえ、心配したミサは彼の額にそっと手を乗せると、想像していた以上に彼の体温は熱かった。
「悟浄さん、凄く熱いです!
えっと私、下にいって薬を………っ!」
ミサは椅子から立ち上がり、宿のおかみさんから薬を貰いに行こうとしたが腕を掴まれた。
「…悟浄さん?」
浄「…ハァッ……行くな
……ハァッ…お願いだから此処にいてくれねぇか?」
「でも!」
浄「お願いだ……頼むから此処にいてくれ」
「っ……分かりました」
病人の頼みとあって、ミサは悟浄の願いを受け入れた。
再び椅子に座ると彼の額に置かれていたタオルを手にして水に付けた。
浄「なぁ、俺の手握ってくれねぇか?」
「っ……分かりました」
.