42話 君の心、俺の心
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三「…………」
「…………」
八「……三蔵?」
三「………………俺達の旅に足手まといは必要ねぇ」
「……っ」
やっぱり…だめだよね
三「…兎が見つかるまでだ。
それで足手まといと思ったら、約束通り捨てていくからな」
「っ!」
空「いいのか!?三蔵!!」
浄「え!?マジで!?」
三「二度は言わん」
「え……えっと…私」
空「良かったなミサ!
今日から一緒に旅出来るんだぜ!」
浄「ってことだから宜しくなミサちゃんv」
八「はぁ〜、まぁ三蔵が決めた事ですからね
宜しくお願いしますねミサさん♪」
三蔵から許しが出た事で悟空達は大喜びすると、まだ理解出来ていなかったミサはポカーンとしていたが、それは徐々に喜びへと変わっていった。
「あ、ありがとうございます!
こちらこそ宜しくお願いします!」
こうして三蔵一行に新たな仲間が加わる事となった。
それから昼食も終わり、一行はミサとともに次の町に向かうべくジープを走らせた。
始めはミサをどこに乗せるかで皆で話し合っていたが、彼女は後部座席でも大丈夫だという事だったので、悟空と悟浄の間に挟まれる様にして座る事になった。
浄「ねぇねぇミサちゃんって彼氏とかっていたりするの?」
「えっと……いや別に」
浄「マジで?こんなに可愛いのに彼氏いないなんて。
でもそれはそれで俺にもチャンスがあるってことだよね?」
「……っ」
空「悟浄!止めろよ!
ミサが嫌がってるじゃんか!」
浄「お子様はお呼びじゃねぇんだよ。
これは大人の会話なんだから邪魔してくんな」
悟空の言う通り。
私は正直言って嫌がっています。
何と言うか…ガツガツしている人は苦手だし、悟浄さんみたいな軽い感じの人はあまり信用出来ない…。
新しく仲間になって、こんな事思っちゃうのって失礼かもしれないけど、悟浄さんはちょっと……。
内心そういった事を思っていたミサだったが、彼女の気持ちが彼に届くわけでもなく、悟浄はそんな事おかまい無しにミサに色々アプローチをしてきた。
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