42話 君の心、俺の心
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「ずっと探してるんですけど見つからなくて、手がかりも無いから困ってるんです」
三「野生にでも…「しっ!三蔵!∪」
「え?何か言いました?」
八「い、いえ!何でもありませんよ!∪」
八戒は三蔵の言葉をを阻止する為に彼の口を塞いだ。
空「でもミサも大変なんだな?
その名無しっていう友達が見つからなくて困ってんだろ?」
浄「ちなみに聞くけど、どこに向かって旅してるんだ?」
「今のところ西を目指して旅をしていますが…」
空「西に行ってんのか!?
俺達も西に向かって旅をしてるんだ!
なぁ、だったらミサも一緒に来ればいいじゃん!
なぁ八戒?」
「え?」
八「え、ちょっと悟空!?∪
待ってください、いきなりそれはミサさんだって困りますし、三蔵だって許可しませんよ!」
浄「え〜悟浄さん的にはミサちゃん大歓迎だけど?
こんな野郎どもばかりの旅にも飽きてきたしな
なぁ〜いいだろ三蔵」
空「いいだろ〜サンゾォ〜!」
悟空と悟浄はどうしてもミサを一緒に旅に同行させたいらしく、二人は三蔵に甘える様にして許可を貰おうとした。
三「却下だ。
俺には何のメリットもねぇ」
空「何でだよ!別にいいじゃねぇか!
ミサだって西に向かうんだぜ?
もし妖怪に襲われたらどうするんだよぉ!」
三「俺が知るか」
三蔵はタバコに火を点けいつもの様に吹かしていると、今まで黙っていたミサが口を開いた。
「あ、あの!
初めてあったばかりで不躾なのは重々承知です!
……ですが、もし宜しければ私も一緒に連れて行ってくれませんか?
足手まといにはならない様にします!
此処に来るまでにも何度か妖怪に遭遇しましたが、私だって自分の身を守るぐらいの護身術は身につけているので今日まで生き延びてこれました!
もしそれでも三蔵さんが足手まといと思うならば道中捨てていってもらっても構いません!
名無しが見つかるまででいいんです!
なのでお願いします!
一緒に連れて行ってください!」
ミサは三蔵達に深く頭を下げて、一緒に連れて行ってもらえる様に懇願すると、三蔵は彼女の言葉を聞いて暫くの間黙っていた。
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