42話 君の心、俺の心
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八戒はミサを後部座席に案内すると、そこには悟空と悟浄が座っており、二人は彼女に対して興味を持った眼差しで見ていた。
「なぁなぁ!!」
「(ビクっ!!)……えっと…な、何で…しょうか?」
「アンタ名前何て言うんだ!?
俺は孫悟空ってんだ!♪」
浄「おいサル!
怖がらせてんじゃねぇよ!
ごめんねお嬢さん、俺は沙悟浄っての。
宜しくな♪」
いきなり話しかけてきた二人に驚き、ミサは再び肩をビクつかせた。
「えっと…私はミサって言います」
八「ミサさんですね。
僕は猪八戒です」
三「………玄奘三蔵だ」
皆はそれぞれ自己紹介すると八戒はジープを再び走らせ、ミサは川のある場所を道案内した。
そして、ジープを走らせる事10分、彼等の目の前には目的の川が姿を現した。
空「川だぁ!
やっと昼飯が食えるー!!」
浄「ったく、オメェは食いもんの事ばっかかよ」
八「じゃあ直ぐに準備をしますから、悟空は水を汲みに行ってきてください
あ、ミサさんも一緒に食べて行きませんか?
此処まで案内してくださったお礼です」
「え…でも」
浄「お、いいじゃん♪
遠慮するなって!
八戒の料理結構美味いんだぜ」
「私はアイスがありますから、気にしなくて「そういやミサってさっきもアイス食ってたよな?
好きなのか?」
「はい、これを食べていると落ち着くんです。
ぁ…良かったら食べます?お腹減ってるんでしょ?」
空「いいのか!?♪
サンキュー!」
ミサは目をキラキラさせている悟空に自分が持っていたアイスを一本彼に渡すと、悟空も喜んでそれを食べ始めた。
……なんだか本当にお猿さんみたい∪
空「ミサも一緒に食べていけって!
アイスのお礼!
な、いいだろ!?」
ミサは道案内の役目も終わったし、彼等と別れて次の町に移動しようと思っていたが、悟空も彼女の事を誘ってきたので断ろうかどうしようか悩んでいた。
どうしよう…急いで次の町に行きたいんだけど
でも、この人たち…悪い人たちじゃ無いみたいだし…
三「行為はありがたく受け取っとけ。
コイツ等もそう言ってんだ
…ま、決めるのはお前だがな」
どうしようかと悩んでいる時だった。
ジープの助手席で新聞を読みながらタバコを吹かしていた三蔵は、ぶっきらぼうに言葉を吐くと彼の言葉を聞いたミサは彼等の誘いを受け入れた。
「じゃあ、お言葉に甘えてごちそうになります」
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