41話 余裕が無い僕なんです。
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名無しが悟浄に連れ出されて1時間後…。
八「……遅い」
空「えっと…八戒?∪
ど、どうしたんだ?」
三「何をそんなにイライラしてやがる」
八「名無しが悟浄に連れて行かれちゃったんです!」
三「どうせそこら辺にいんだろ。
名無しがいねぇぐらいで、いちいち苛立ってんじゃねぇよ」
八「いないぐらい…ですって?」
空「八…戒?∪」
八「僕の名無しが悟浄と何処かに行っちゃったんですよ!?
もし悟浄に襲われでもしてたらどうするんですか!!」
三「だったら探しに行ってくりゃいいじゃねぇか」
空「あ、八戒!
これ悟浄からなんだけど」
八「何です?」
八戒は悟空から渡されたメモ用紙に目を通した。
『名無しと出かけてくる。
今夜は戻らねぇから
悟浄』
八「……………何ですって#」
八戒は全身から黒いオーラを彷彿しながら、今までに無いぐらいの怒りを露にしていた。
八「悟…浄……僕から名無しを奪おうなんていい度胸です##
絶対に許しませんから#」
空「八戒が怖ぇえ!!∪」
いつもニコニコしている八戒だが、名無しの事となると別らしく、彼女を見つける為に宿から出て行った。
空「なぁ三蔵…八戒って名無しの事となると余裕がねぇよな?∪」
三「放っておけ。
あいつ等に関わるとろくな事がねぇからな」
空「……名無しも大変なんだなぁ」
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